意外に多い更年期に乾燥肌で悩む人の症状を和らげる方法

意外に多い更年期に乾燥肌で悩む人の症状を和らげる方法

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1.更年期の乾燥肌の症状

更年期特有の症状として、汗がとまらなくなったり、急に顔が熱くなったりといったこと
はよく知られていますが、意外に乾燥肌で悩む人も多くいます。背中や腕、すねなどが乾
燥してガサガサになるということはないでしょうか?

肌は、秋から冬には乾燥するものではありますが、40代頃から、女性が寝ている間に肌
がボロボロになるほど掻きたくなるような肌の乾燥が起こるようになると、それは更年期
によるものかも知れません。

           

更年期になると減少すると言われている女性ホルモン(エストロゲン)は、皮膚の新陳代
謝にも関係していて、潤いを保つ成分であるセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などを
合成する働きがあるのです。つまり、更年期には健康的な肌の維持が難しくなるというこ
となのですが、更にこのころには、加齢による汗腺や肌のターンオーバーの機能も低下す
る時期でもあり、肌が乾燥してかゆみが生じやすい環境が整うことになります。

皮膚が乾燥して、亀裂やひび割れ、かゆみなどが発生することを乾皮症といいますが、そ
こに何らかの刺激が加わると、湿疹が起こることになります。この状態が皮脂欠乏性湿疹
と呼ばれる症状になります。

このような症状が出始めると、一般的には保湿すると思いますが、それはそれで間違いで
はありませんが、それ以上に注意しなければならないのが、入浴時のお湯の温度や、石け
んの洗浄力、洗い方など、根本的に肌が乾燥する年齢に相応しい方法を考えて改善してい
くことが大切です。

2.更年期の乾燥肌の対策

乾燥肌に保湿対策は誰でも何らかの形でしていると思いますし、それぞれに合った方法も
あると思いますので、自分流で良いと思いますが、これまで以上に丁寧な保湿を心掛ける
ようにして下さい。

そして、更年期のような大きく体調が変化しているときは、努めて規則正しい生活と十分
な睡眠をとるようにすることが大切です。

             

次に、内側から乾燥を防ぐ方法として、栄養バランスのとれた食事内容にしましょう。皮
膚や粘膜の成長にかかわるのはビタミンA、ビタミンB群です。抗酸化作用があり、肌荒
れを防ぐのはビタミンC、バリア機能を改善して保湿効果をアップする働きをするのがセ
ラミドです。ビタミン類はもうよくご存知のように、緑黄色野菜や海藻類、柑橘類などを
中心に多くの食品に含まれていますが、セラミドというとちょっとなじみが薄いかも知れ
ません。生のコンニャク芋やひじき、黒豆などに含まれているようです。

他にも、体に潤いを与える食品として知られているのが、いわゆる白色食材と言われる山
芋、レンコン、白きくらげ、ゆり根、梨などです。気が付いたときにちょっと買ってみる
と良いかも知れません。

また、更年期の皮膚の諸症状に古くから用いられているものに漢方薬がありますので、肌
荒れや乾燥肌はもちろん、他の更年期の症状が気になる人にもおすすめできます。

それともう1つ、更年期対策の基本になりますが、肌の乾燥だけでなく、目や口、膣など
も乾くドライシンドローム(乾燥症候群)と言われる全身の乾き症状もある人は、エスト
ロゲンと似た働きが期待できるというエクオールの補充も考えても良いかも知れません。


 

 

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