更年期の睡眠障害の原因とよく眠る方法

更年期の睡眠障害の原因とよく眠る方法

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   更年期の不眠の原因   

更年期症状として「倦怠感」「ほてり」「発汗」などはよく話題に上りますが、意外に不
眠症状で悩んでいる人も多いのです。更年期障害の1つということですから、その原因は
「めまい」や「頭痛」などと同じで、女性ホルモン(エストロゲン)の低下による自律神
経の乱れということになります。

つまり、加齢による自律神経の機能の低下に加えて、女性ホルモンが減少することで、自
律神経緊の働きが乱れ、緊張・興奮状態が続く状態になり不眠症状が起きるのです。

その症状も、寝つきが悪い「入眠障害」、早く目覚めてしまう「早朝覚醒」、眠りが浅く
睡眠中に何度も目が覚めたり熟睡できなかったりする「熟眠障害」などさまざまですが、
不眠だけでも辛いのに、他の更年期障害の症状も加わる訳ですから、当の本人の苦しみ
は想像以上と思われます。

             

ただ、救いは原因が更年期の自律神経の乱れということが判っている点です。だからと言
って症状が軽減される訳でもありませんが、必要以上に他の病気の心配をすることもない
ので、そこを拠り所にして改善方法を探り出せば良いことになります。

全体としては「自律神経のバランスを整える」ことを心掛け、個々の症状に対しては対処
療法(頭痛には頭痛薬、肩こりにはカイロや体操」といった感じですね


ただ、更年期が終わっても、元の状態に戻る訳でもありませんので、更年期後を見据えて
生活習慣の改善、食事内容の見直し、体調管理のための運動や休息といった基本的なこと
から組み立て直してみることが必要です。

   不眠を解消する方法   

更年期の不眠ということで、更年期が終わるまでの辛抱と考えるかも知れませんが、実は
更年期が終わったからと言ってホルモンが増える訳でもありませんし、逆に、加齢ととも
に体の機能も年々低下するため、何もしなければ改善される可能性は低いようです。

そこで、どうすれば良いのかということですが、まずはこれまでの自分が考える常識を見
直してみましょう。例えば、睡眠時間は8時間といったものは、すべての人に当てはまる
ものではありません。時間よりも満足な眠りができたかどうかが大切で、昼間に眠くて仕
方ないというものでなければ、睡眠時間など何時間でも良いのです。

同じく、若いころは成長ホルモンの分泌が多くなる10時ころに布団に入るのが理想とか
言われていますが、早く寝て不眠に悩むなら、眠くなるまで寝なければ良いのです。

しかし、寝ないからと言ってコーヒーや紅茶を飲みながら、仕事の続きをやるというので
はなく、やさしい音楽など聴いたりしてリラックスした時間を過ごすことです。

             

また、入浴や運動をすすめる人もいますが、これも下手をすると余計に目が覚めてしまう
こともあるので、自分にとって必要だと思えば、控えめで切り上げるようにしましょう。

そして、体の不調と言えば「規則正しい〇〇」というのが定番ですが、そもそも不眠とは
規則正しい睡眠ができないことなので、そのような状態で、いろんなことを規則正しくや
るより、何か1つだけ軸になるものを規則正しく行うことです。例えば、朝食は同じ時間
にきちんと食べるといった感じですね。

何か1つが安定すれば、他のものも自然に規則正しくなってくるものなのです。

ときどき眠れないからと言って、睡眠薬や酒に頼る人がいますが、睡眠薬は昔のように脳
をまるごと麻痺させてしまうようなものからはかなり改善されていますが、それでも脳の
機能を低下させる類のものに変わりはありませんし、酒も少し飲んですぐに眠れるときは
飲まなくても眠れるときです。眠れないようなときはいくら飲んでも眠れるものではあり
ません。

同じ飲むなら、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで、更年期の女性に評
価の高いエクオールなどを飲む方が理にかなっています。

まぁ、人間は76時間寝ないで過ごすことはかなり難しいことなので、眠れないというの
は、どこかで眠りが足りていると考えて、眠くなるまで寝ないというスタンスでいいのか
なと思います。無理に寝ようとしないことです。加齢とともに睡眠時間も短くなっていく
ということを知っているだけでも気持ちが楽になります。


 

 

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