中年男性のイライラ・不眠の症状は男の更年期障害かも

中年男性のイライラ・不眠の症状は男の更年期障害かも

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1.男性の更年期とは

更年期と言えば女性というのが常識になっていますが、実は男性にも更年期があるという
ことが認知され、近年はその患者数も増加傾向にあると言われています。

男性の更年期とは、女性と同じく、加齢にともない男性ホルモンが減少することで、男性
機能が低下する状態のことです。男性ホルモンというのはテストステロンのことですが、
LOH症候群(加齢性腺機能低下症)として紹介されていることもあります。

             

女性のようなハッキリとした症状ではありませんが、テストステロンが低くなると、活力
や性機能が損なわれ、認知機能の低下、心血管疾患、インスリン抵抗性の悪化、HDLコ
レステロールの低下といったメタボリックシンドロームのファクターになったり、イライ
ラや不眠、倦怠感などにより健康感が減少するといった症状が多くあります。ある意味、
原因不明の体調不良による精神的な落ち込みの方が大きいようで、その比べる相手が自身
の若い頃となれば、男性更年期障害では、健康的な不安や日常的なストレスから、うつ傾
向になる(男性更年期障害ではうつ症状が見られることが多い)というのも理解できます。

逆に言えば、仕事や趣味などの日常生活が充実していて、家族との関係性も良好で、スト
レスをあまり感じないような生活をしている人には、あまり更年期障害という現象を感じ
ることなく過ごしていることが多いと考えられます。

2.男性更年期の克服

何か特別に更年期症状が重いという場合には、男性ホルモンを補充したりする治療法もあ
りますが、特にハッキリしない症状に対しては、まずは生活スタイルなどを変更してみる
といったことから始めてみるのが良いかも知れません。

先にも書きましたが、男性更年期障害というのは、具体的な症状に悩んでいるというより、
日常生活上での充実感のなさ、つまり、やりがいのなさという心理面での問題が大きいと
言えます。なので、やりがいのある、充実感を味わえる生活スタイルに変えてみることが
大切なのです。

             

例えば、趣味的なことでも、料理や音楽、スポーツなどを通して、他の人に何かを与える
活動(ボランティア活動)をしたりして、相手から感謝されるといった環境を作ってみる
ことで、自信や存在意義を取り戻して、活力が出てくるといったことが意外に多いのです。

そして、運動することで、筋肉内や海馬においてテストステロン合成が増加するとも言わ
れていますので、これを機に、運動とは無縁だった人も何らかの運動を始めてみるのも良
いかも知れません。また、テストステロンレベルを促進するというサプリメントもありま
すので、運動と併用してみると良いかも知れません。

テストステロンの低下と生活習慣病は、いろいろな面で関連していますので、生活習慣病
の疑いが出てきたら、それは男性ホルモンのテストステロンが減少してきているのかも知
れません。糖尿病などの生活習慣病予防のためにも、中年以降の男性は心身の変化に十分
注意するようにしましょう。


 

 

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