貧血の初期症状は日常的な体調不良であることが多い

貧血の初期症状は日常的な体調不良であることが多い

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1.貧血の症状とは

貧血といえば、なぜか「めまい」という症状を連想する人が多いようですが、貧血でめま
いが起こるのはかなり進行した状態であることが多く、初期のころは「何となく」といっ
た体調不良であることが多いのです。

             

何となく頭が痛い、肩がこる、疲れやすい、顔色が悪い、といったような症状をともない
ながら徐々に進行していきます。なので、これらの症状が貧血とは気付かずに生活してい
る人も多く、かなり進行して、めまいなどの症状が出た時に病院へ行って、貧血と診断さ
れることが多いため、貧血=めまいというイメージなのかも知れません。

貧血になる原因はさまざまですが、血液中の赤血球(ヘモグロビン)が不足することで、
全身への酸素の供給が不足して、全身が酸欠状態になるのが貧血です。なので、貧血の症
状とは酸欠によって全身に現れる症状ということになります。

代表的な症状としては、疲労感、動悸・息切れ、吐き気、めまい、眠気、頭痛、肩こり、
食べ物が飲み込みづらい、舌の表面がツルツルになる、口の端が切れる、枝毛・抜け毛が
増える、爪が割れやすい、といったものがあります。

貧血の約7割を占めるのが、鉄が不足する鉄欠乏性貧血ですが、月経やダイエットなどで
鉄を失いやすく、増やしにくい状態にある女性に多い病気となっています。特に、1人暮ら
しをしている女性で、ダイエットなどのために偏った食事をしている人に貧血が多く見ら
れるようです。

2.貧血の改善方法

貧血の症状はさまざまで、その現れ方にも個人差があります。ハッキリそれと分かるよう
な症状が出る人もいれば、まったく症状らしいものが出ない人もいて、症状の強さと病気
の重さが一致していないこともよくあります。

ただ、鉄欠乏性貧血の場合は、食事をしっかり摂れば、かなりの確率で改善が期待できる
ものでもありますので、貧血症状が出ている人はもちろんですが、そうでなくても日頃か
ら栄養バランスの良い食事をすることで貧血はある程度予防・改善できるものなのです。

             

鉄欠乏性貧血だからと言って、ひたすら鉄を摂ることに専念している人もいますが、赤血
球は鉄だけでできている訳ではありません。鉄欠乏性という名前がついていて、主役は鉄
であるかも知れませんが、実は総合的な栄養障害ということでもあるのです。

鉄欠乏性貧血に鉄が必要であることはもちろんですが、他にも、ビタミンB6・ビタミン
B12・葉酸なども欠かせません。なので、まだ貧血が重症化していない段階では、まず
は栄養バランスのとれた食事をしっかり摂るということが大切なのです。

すでに貧血症状が進行している場合は、鉄はなかなか吸収されにくい成分なので、それな
りにサプリメントなども使ってしっかり補給するようにします。その場合も「鉄」だけで
はなく、貧血改善に必要な栄養素もしっかり配合されている医薬品を選びましょう。

同時に鉄の吸収を妨げる成分は控えることです。コーヒーや紅茶・緑茶に多く含まれるカ
フェインやタンニンがそれですが、食事中に飲まなければ特に問題ありませんので、貧血
の人は、食後1時間程度経ってから飲むようにしましょう。

バランスの良い食事と言えば、ビタミンやミネラルには敏感になる人が多いですが、ヘモ
グロビンは鉄(ヘム)とグロビン(タンパク質)の結合体です。つまり、鉄やビタミン類
とタンパク質も不足しないように注意しましょう。


 

 

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