めまいや立ち眩みだけじゃない、貧血による肌の症状と対策

めまいや立ち眩みだけじゃない、貧血による肌の症状と対策

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.貧血による皮膚の症状

貧血の中でもっとも多い鉄欠乏性貧血とは、体内の鉄が欠乏して赤血球(ヘモグロビン)
を作れなくなった状態のことで、結果として全身への酸素が十分に届けられなくなること
を言います。全身が酸欠状態になることから、めまいや立ち眩みといった症状が一般的に
わかりやすい例として取り上げられることが多いですが、それ以外にもさまざまな症状が
現れてきます。

なので、めまいや立ち眩みがなければ貧血ではないということではなく、貧血による体の
衰弱から呼吸困難まで、いろいろな症状を知っておくことが貧血を予防するためには大切
なポイントになります。

そのような症状のなかでも、今回は、比較的わかりやすい皮膚に現れる貧血の症状を取り
上げてみたいど思います。

             

もうすでに知っている人も多いと思いますが、鉄欠乏性貧血の人は肌が青白いということ
です。赤色素を持つヘム(鉄)が不足する訳ですから当然ですが、皮膚がいつもより青白
いと感じたら、まずは貧血かも知れないと疑ってみる必要があります。

次によく見られるのが口角炎です。口角付近の皮膚に痛みとひび割れを起こし、わずかな
腫れから出血に至るものまで症状に差はありますが、これも貧血による症状で、通常は鉄
のレベルが回復すると解消します。

そして、皮膚に強いかゆみが起きる(そう痒)も鉄が不足することで起こりますが、普通
はあまり意識されません。貧血により酸素が全身に行き渡らなくなると、皮膚のバリア機
能が低下したり、真皮のコラーゲン形成や活性酸素除去に問題が生じたりするためです。

つまり、皮膚のかゆみ、乾燥、しわ、しみ、手荒れ、ニキビ、しみ、敏感肌、アレルギー
などの諸症状も鉄不足が関係していることが多いのです。

2.鉄不足を解消するには

鉄欠乏性貧血になるのは、スポーツ選手などで激しいトレーニングそする人以外は、総じ
て偏食や食の細い人に多いと言われています。なので、まずは3食をきっちり摂るという
食生活の基本を大切にすることです。実際に、これだけでも初期の貧血状態なら改善でき
てしまうことがよくあります。

             

貧血状態でダイエットなどは問題外ですが、それでも食べ過ぎ=肥満と考える人が多く、
また、しっかり食べてはいても、鉄を含まない食品ばかりという人も少なくありません。
今すぐ、食事量を増やしたり、嫌いな食品を大量に食べることに苦痛を覚えて、貧血を放
置するようなら、何の解決にもなりませんので、そのような場合はサプリメントではなく、
貧血を改善することを目的に開発された医薬品の服用を考えてみて下さい。

もちろん、同時に食事による鉄の摂取努力をすることも忘れてはいけません。目に見えた
実感がないという人は、赤血球は鉄だけで出来ている訳でもありませんので、とりあえず
は適性体重とされるレベルまで、体重を増やしてみることです。どのような食材にも、そ
れなりに必要な栄養素が含まれていますし、貧血になる人は鉄が不足しているだけではな
いこともよくありますので、総合的な栄養摂取という意味でも、適性体重をめざした食生
活を基本にすることが大切です。

そしてもう1つ、特に肌に症状が出ている場合は、しっかりと睡眠をとることも必要です。
睡眠と肌の関係は今さら説明の必要がないくらい、どこにでも紹介されていますが、問題
はどこまで実践されているかです。なので、ここでは睡眠の必要性は説明しませんが実践
する(よく寝る)ことを大切なポイントとして強調しておきたいと思います。 





 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク