わかりやすい貧血のメカニズムと地味でも確実な貧血改善法!

わかりやすい貧血のメカニズムと地味でも確実な貧血改善法!

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どうして貧血になるのか

まずは私達の体を流れる血液について見てみると、赤血球・白血球・血小板等
の血球成分と水分・タンパク質・脂肪・糖などの血漿成分で構成されています。

これらの中で、酸素を体のすみずみまで運び、不要になった老廃物などを持ち
帰り排泄する役目をしているのが赤血球のなかに含まれるヘモグロビンという
物質なのです。

このヘモグロビンの量が不足している状態が、一般的には貧血と言われている
症状になります。

ここでよく勘違いされやすいのが、貧血とは血液が少なくなっていると考える
ことですが、貧血とは「血液全体の量が不足しているのではなくて、体内の鉄
分が不足することで赤血球が不足し、ヘモグロビンが減少してしまうこと」に
より起こる症状なのです。

        

つまり、ヘモグロビンが減ることで身体への酸素供給量が不足することになり、
朝起き辛い、疲れやすい、めまいや動悸がする、立ちくらみを起こす、頻繁に
頭痛がする、といった体が酸欠状態になっていることを表すような貧血特有の
症状が現れることになるのです。

貧血は鉄不足以外にもいろいろ有りますが、全体の80~90%を占めるのが
鉄不足による「鉄欠乏性貧血」と言われていますので、特にダイエットや外食
中心で鉄不足に思いあたるところのある人は、まずは鉄分の補給というのが貧
血を改善する第一歩ということになります。

鉄分と同時にビタミンC、ビタミンB12なども摂取するのがおすすめです。

ヘモグロビンというのは、赤血球に含まれている血色素のことで、鉄とタンパ
ク質が主な成分です。血の色は赤いというのがこの色素によるものなんですね。

しかし、その色も酸素を運ぶ時(動脈血)は「鮮紅色」ですが、酸素を運び終
わった後(静脈血)は「暗赤色」していますので、どこで見ても同じ色という
ことでもありません。

        

そして、ヘモグロビンは酸素と結びつくことで鮮やかな赤色になるので、貧血
でヘモグロビンの量が少ない人は、血の色も赤さに欠けるということになり、
外見的にも顔色が悪いということになるのです。

確実に貧血を改善する方法

体内の鉄分の2/3が血液中にあると言われていますので、鉄分が不足する原
因は、ダイエット、偏食などによる摂取不足以外にも、吸収力不全、出血によ
る消失などの理由も考えられます。

もともと貧血を指摘されていた人なら、ほぼ間違いなく鉄分の摂取不足が原因
になっていると思われますが、最近急に貧血になったという人は、まずは医師
の診断を受けてみることから始めなければなりません。

ここでは、他に原因がない場合の「鉄分不足」による貧血の改善方法を書いて
います。

一般的に貧血を指摘されていて、それを自覚していても、なかなか改善できな
いのが貧血です。というのは、よく鉄分を含む食品としてレバーなどが紹介さ
れていますが、例えば1日に必要な鉄分11mgを含む食品としてレバーなら
300gを見本としていても、実際に吸収されるのはその20%程度なので、
1500g程度食べないと必要量に満たないことになります。

更に、貧血という診断が出る頃には貯蔵鉄と言われる予備の鉄分も使い果たし
ていることがほとんどなので、貧血と診断された時点でもう重症レベルという
ことになり、それを回復するには、しっかり鉄分補給を心がけていても6ヶ月
程度を要します。

    

これが、貧血はなかなか改善しないと言われる理由です。

特に、日本人の有経女性の大半はすでに貧血気味であると言われていますので
十分注意する必要があります。

では、貧血改善にはどうするのが最も良い方法かと言えば、最初の数カ月は、
サプリメントなどを利用して、しっかりと鉄分の補給をしながら、食品などか
らも補給することです。

そして、改善の兆しが見えたら、食品からの摂取だけにしても構いませんが、
それでもしっかりと補給し続けないと、すぐにまた不足してしまいます。

自信がなければサプリメントの常用というのが無難かも知れませんが、いずれ
にしても摂取しにくく、消失しやすいのが鉄分であるということを知ることが
貧血改善の最も大切なところです。


 

 

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