女性に多い鉄欠乏性貧血の鉄不足の症状と予防・改善法

女性に多い鉄欠乏性貧血の鉄不足の症状と予防・改善法

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   貧血予防は初期症状を見逃さないこと   

厚生労働省の最近の調査では、日本人女性の約1割が貧血とされています。ただ、20代
から40代に限ってみれば約2割とも言われています。しかし、鉄欠乏性状態を知る検査
(フェリチン検査)を受ければ、この世代の貧血状態にある女性は40%以上と言われて
います。フェリチン鉄というのは、体内に備蓄されている鉄の量のことで、ヘモグロビン
の濃度が下がると、この備蓄された鉄が使われて貧血状態になるのを防ぐ働きをしていま
す。ところが、ヘモグロビン検査(一般的な血液検査)だけでは表示されないのです。

このように、健康診断ではヘモグロビン濃度は正常でも体内の鉄が減っている状態を「隠
れ貧血」と呼んでいて、そのような状態も含めると20代から40代の女性の半数近くが
貧血状態にあるということなのです。

ところが、貧血の一般的な症状である「動悸・息切れ」「疲れやす」「顔色が悪い」「頭
が重い」とか、鉄不足の症状である「爪の変形」「脚がむずむずする」「氷をかじりたく
なる」といったことが鉄欠乏性貧血の症状として紹介されることが多いので、実際は血液
検査のヘモグロビン値が悪化して、そのような症状が顕著になってから治療を受けるとい
う人が大半なのです。

しかし、それはフェリチン鉄(フェリチンというタンパク質にくっついて備蓄された鉄)
も使い切って、本当に体の中に鉄が無くなってしまっている状態なので、ヘモグロビン値
が悪化したときはすでに手遅れ状態で回復するまでにも時間がかかることになります。

     

では、その隠れ貧血の症状はまるでないのかというと、やはり「疲れやすい」といった症
状が現れるのですが、それをどうとらえているかということです。ほとんどの場合「年の
せい」ということで貧血と結びついていないのです。女性の2人に1人が貧血であるとい
うデータを見れば、その「疲れやすさ」も「貧血のせい」と疑ってみる必要があるのです。

   体内の鉄が不足する原因と予防する方法   

鉄が不足する最大の原因は、食事から十分な鉄が摂れていないということです。成人男性
で1日7.0~7.5mg、月経のある女性で10.5mgが必要とされていますが、日本人
の平均摂取量は7.4mg と言われていますので、女性の場合はまず不足していることに
なります。

次に、妊娠、授乳期は通常より鉄が多く消費されるので不足気味になりますが、それ以外
にも子宮筋腫や子宮内膜症などの疾患、男性や閉経後の女性の場合は消化器系の潰瘍・ポ
リープ、ガンなどで慢性的に出血しているような場合も鉄が不足することになります。

基本的には、偏食やダイエットなどによる食事からの摂取不足というのが主な原因ですの
で、貧血を予防するには日頃から鉄を多く含む食事を心掛けることです。

           

ただし、すでにひどい貧血症状が出ている場合は、医療機関を受診して治療を受ける必要
がありますが、フェリチン鉄(貯蔵鉄)が減っている状態なら食事やサプリメントで鉄の
摂取量を増やすことで改善されます。

とは言っても、鉄を含む食品は「レバー」「赤身の肉・魚」「ひじき・わかめ」「ほうれ
ん草」「あさり・しじみ」など、もともと好き嫌いが激しい食品が多く、この種のものが
嫌いな人にはかなり酷な話になります。更にビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、
ビタミンE、葉酸などのビタミン類、銅、亜鉛などのミネラル類も摂取することが効率よ
く鉄を吸収し赤血球を増やすための方法とされていて、実際は意外にハードルが高いこと
でもあるのです。

しかし、あきらめてはいけません。昔から体に良いと言われながら、実は何に良いのかわ
からない人も多かったかも知れませんが、あの有名な「クロレラ」がこれらの成分をすべ
て含有しているんですね。これならまず摂取できないという問題もありませんので、貧血
が気になる人はぜひ試してみて下さい。



 

 

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