貧血は改善してからも継続できる対策を考える

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鉄欠乏性貧血は長期戦

貧血のなかで、もっとも多いのが鉄欠乏性貧血で、貧血全体の7割以上と言われています。
鉄欠乏性貧血というのは、ヘモグロビンを作るための鉄が不足することで起こる疾患であ
ることは病名の通りですが、ヘモグロビンとは、鉄を含む「ヘム」とタンパク質の「グロ
ビン」の複合体で、全身に酸素を運ぶ役割をするタンパク質のことです。

つまり、鉄が不足すると、ヘモグロビンが作れなくなり、全身に酸素が届きにくくなりま
すので、全身が酸欠状態になります。

すると、動悸、息切れ、疲労感、味覚障害などの症状が現れてくることになります。しか
し、私たちの体は、状況に対応して慣れるようになっているので、軽度のうちは無症状と
いう人が多いと言われています。

             

逆に言えば、本人が貧血を自覚するようになると、かなり進行していて、危険な状態であ
るということになります。ただ、定期的に健康診断を受けている場合は、症状がなくても
貧血と診断されることがよくあります。

このような状態を「潜在性鉄欠乏症(かくれ貧血)」と言いますが、私たちの体には、現
在ヘモグロビンに使われている鉄の他に「貯蔵鉄(体内鉄全体の2割)」と呼ばれる予備
の鉄が存在しています。そして、ヘモグロビンを作る鉄が不足した場合、その貯蔵鉄から
融通されることで、一見ヘモグロビンの値には異常がないように思えます。

これが、かくれ貧血と呼ばれる状態で、この貯蔵鉄も使い切ってしまうと、いよいよヘモ
グロビンが不足して、全身が酸欠状態になり、本人もハッキリと自覚するようになります
が、ここまでくると、治療にも相当な時間がかかりますが、その前に、鉄が欠乏する原因
を突き止める必要があります。

鉄欠乏性貧血の改善法

鉄が欠乏する主な原因は、「鉄の摂取不足」と「鉄の喪失」です。摂取不足になるのは、
無理なダイエットや偏食などの他に、消化機能の低下による場合が考えられます。

喪失というのは、血液を失うことで「出血」のことです。そして、鉄欠乏性貧血の原因で
圧倒的に多いのが、この鉄の喪失なのです。男性には理解できないかも知れませんが、血
液を失う原因のトップは女性の月経です。それ以外の原因としては、胃炎や痔核、ガンな
どによる出血であることが多いと言われていますので、特に男性や更年期以降の女性の貧
血には鉄不足の原因を突き止めることが重要なポイントです。

一般的に、慢性的に「かくれ貧血」が続いているような場合は、ほぼ鉄の摂取不足という
ことになりますので、食事内容の見直しやサプリメントなどで鉄の補給を考えることです。

重篤な貧血の場合は、鉄注射なども使用しますが、これは過剰鉄になる危険性があります。
鉄は少ないのも問題ですが、多すぎるのも問題なので、普通は鉄注射は使いません。

食事やサプリメント、内服剤などでしっかり治療すると、2カ月ほどでヘモグロビンは回
復することが多いとされています。しかし、それで終わりではありません。その後も半年
程度は鉄を補給する必要があります。貯蔵鉄も回復させる必要があるからです。

             

でなければ、いったんヘモグロビンが回復しても、すぐにまた貧血状態になってしまう可
能性が高いのです。また、もともとが鉄不足になりやすい状態にある訳ですから、回復す
ればそれで良いというのではなく、何らかの形で鉄が不足しないような対策も考えておく
必要がありますが、私は無理なく続けられる鉄の補給には、ハーブティーのネトルをおす
すめします。日本人の「かくれ貧血」は1000万人とも言われていますので、ごく身近
な問題として捉えておくべきかも知れません。

欧米では、古くから植物療法に欠くことのできないハーブとして重要な位置づけがされて
いますが、ネトルには鉄そのものが豊富に含まれているだけではなく、その吸収を助ける
ビタミンC、葉酸なども多く含まれています。

なので、貧血治療中はもちろん、回復後も、ペットボトルに入れて持ち歩いて、水分補給
とともに鉄補給もすることで、慢性的な鉄不足の回避に役立つことはまちがいありません。

貧血でなくても、ハーブティーとしての魅力も満載ですので、ぜひ試してみて下さい。


 

 

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