更年期を元気に過ごすための更年期症状の軽減法

更年期を元気に過ごすための更年期症状の軽減法

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1.更年期は心の安定から

更年期という言葉だけでも何か重い雰囲気がありますが、そんな更年期も上手に乗り切る
方法があると言われています。それは心身に疲労とストレスを溜めないことで、あまり更
年期を意識していない人は、すでにそのような生活をしているのかも知れません。

更年期になると、誰でも多少の変化が心身に現れてきますが、そんなときに更年期という
悪いイメージを捨て、人生の折り返し地点での心身の転換期ととらえることです。そして
その後の人生を見据えて、生活習慣全般を見直すときととらえることです。

             

このときに、日頃から生活習慣病やメンタルヘルスに問題があると感じている人は、前向
きに、それらも改善するという気持ちが大切です。でなければ、体に起きる不調が一緒に
なって、さらに深刻な精神状態になってしまいます。

具体的に何をすれば良いのかと言えば、運動・食事・リラクゼーションについて考えてみ
ることです。リラクゼーションと言えばマッサージと考える人もいますが、それもリラク
ゼーションの1つではありますが、もともとは「気晴らし」や「緩和」を意味するもので
すので、マッサージやエステに通うことだけではありません。

規則正しい生活リズムを作り、十分な睡眠、ストレス解消法、本音で話せる相手を見つけ
ることなどを中心にプランを考えてみましょう。

2.更年期の快適生活方法

まずは、寝る時間を決めましょう。基本的なことですが、規則正しい生活の基本がこれで
す。十分な睡眠を確保できる時間に寝るようにします。

次に、更年期不調の緩和やストレスの解消のために、軽い運動を始めましょう。更年期に
は、女性ホルモンの減少によりさまざまな弊害が出てきます。脂肪の燃焼効果が落ちたり、
骨を丈夫にする働きが低下したりすることで、更年期以降は肥満・生活習慣病・骨粗しょ
う症などの症状が現れやすくなります。それらの予防とストレスの解消も兼ねて行えるの
が運動なのです。ただし、膝に負担のかかる運動やハードな運動は逆効果ですので、ウォ
ーキングやストレッチをはじめリズミカルで楽しく続けられることを目標にしましょう。

             

食事に関しては、栄養バランスのとれた食事と言えばそれまでですが、一般的に女性に不
足しがちな栄養素があり、特に更年期だけというものでもありませんが、更年期にはしっ
かり摂っていただきたいものが、カルシウム・ビタミンD・ビタミンB6・B12・葉酸
・ビタミンE・タンパク質です。プラス更年期には大豆製品も多く摂るようにすると良い
かも知れません。ただし、それだけたくさん食べるのではなく、腹八分目の中にそれらの
要素が盛り込まれるような工夫が必要です。

また、リラクゼーションはホルモンバランスの崩れや小さなストレスを解消できるような
ものを見つけてみましょう。アロマテラピーやハーブティなどは手軽なリラクゼーション
としておすすめです。私は爽やかなペパーミントがお気に入りです。興味があればぜひ試
してみて下さい。

喫煙習慣のある人は、ホルモン分泌抑制、血行不良につながるとも言われていますので、
これを機に禁煙してみるのも良いかも知れません。

心身のために良いとされることをどんどん取り入れ、良くないとされることはできるだけ
控えるということを基本に更年期を上手に乗り切るだけではなく、その後の人生にも活か
せる生活プランを作ってみましょう。


 

 

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