検査で異常がないのに膝・腰が痛い?その関節痛は更年期が原因かも

検査で異常がないのに膝・腰が痛い?その関節痛は更年期が原因かも

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更年期に多い関節痛の正体

更年期と呼ばれる世代の女性は、膝や腰の関節に痛みを覚える人が意外に多いと言われて
いますが、もう年だからとあきらめていませんか?もしかしたら、その関節の痛みは「更
年期障害」の1つかも知れません。

更年期障害の関節痛は、特徴というほどでもありませんが、ベッドから起きるときや立ち
上がって歩き始めるときなどの「動作開始時」、正座・中腰などの「特定の動作時」、長
時間の立位・歩行後などに起こることが多いと言われています。

更年期に関係するというからには、原因は女性ホルモンにあることになりますが、実は女
性の体の骨や関節、軟骨なども女性ホルモンのエストロゲンによって守られているのです。
なので更年期にエストロゲンが減少することで、関節などの痛みも出やすくなります。

           

しかし、根本的な原因は、加齢による消耗性変化による初期の「変形性膝関節症」であっ
たり、「変形性腰椎症」であったりすることが多いので、レントゲン検査で異常がなくて
も、更年期障害の1つだからと放置していては良くなることはありません。いわゆるサプ
リメントなどで関節痛の予防を始めるならこのときで、検査で異常が認められるようにな
ってからではもう遅いのです。

更年期からの関節痛の対処法

更年期の関節痛は、これまで守られていた女性ホルモンに守られなくなったことで、痛み
を感じるようになっていると考えると、病的意識を持って悩むほどのことでもありません
が、関節や軟骨の許容量を超えた使い過ぎがダイレクトに伝わってくる「生理的警報」と
受け取ることも大切です。

人間の体は、加齢性変化のようなゆるやかな変化には適応していくようにできていますの
で、少しずつ悪化していくとなかなか気づきにくく、激痛を自覚したときにはほとんど手
遅れということも少なくありません。なので、更年期で自分の膝や腰に違和感を覚えたら、
悩むよりチャンスと捉えて、これまでの生活習慣を変える必要があります。

つまり、痛みを感じる動作や、痛みを誘うような動作を控えるようにし、まだ検査で所見
となって現れない状態なら、関節や軟骨の成分などをサプリメントなどで補いながら、適
度な運動やストレッチなどを取り入れることから始めます。

そして、長期的には体重のコントロールをして膝や腰の負担を減らし、大腿四頭筋や背筋
なども強化して支持力を低下させないような運動も加えていきます。

          

更には、更年期症状のひどい人は、ホルモン治療もすると思いますが、関節痛にも有効で
すので、更年期から感じ始めた膝痛、腰痛には、女性ホルモンの補充ということも試して
みる価値は十分にあります。関節痛は更年期女性の約半数が自覚すると言われていますが、
それ以上とも言われる「骨粗しょう症」対策としても、女性ホルモンの補充の意味があり
ます。

同時に、更年期からくる「疲労」「気分の変化」「睡眠障害」「肥満」「不安」「ストレ
ス」なども関節痛の増悪因子となりますので、必要以上に悩むことなく、放置することな
く、適切な対応をすることで、さまざまな更年期障害を乗り越えて行くことが可能になり
ますし、これを機に自身の弱点を補強することで、それ以降の人生の大きな転機となるよ
うな過ごし方を考えることが大切なのです。


 

 

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