不眠症で悩む更年期の女性は意外に良く寝てる?

不眠症で悩む更年期の女性は意外に良く寝てる?

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   更年期の不眠症   

女性は50歳代(更年期)になると、寝つきが悪い、熟睡できない、夜中に目が覚めると
いった睡眠への不満が多くなるようです。しかし、実際は同年代の男性よりずっと良く寝
ているのですが、睡眠に強い不満を持っているというデータがあるのです。

もちろん、それは客観的にみた場合の女性の睡眠状態ですので、良く眠っているように見
えても、更年期のストレスや女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの変化などによ
る心身の不調が、睡眠不足という悩みに変化しているのかも知れません。

             

女性ホルモン(エストロゲン)の減少や加齢により、自律神経の機能が乱れ、発汗やめま
い、倦怠感などの更年期症状のさまざまな症状の1つにも不眠があると言われています。

そしてもう1つの原因は、思い込みによる睡眠不足です。つまり、健康のためには8時間
の睡眠が必要と思い込んでいる人が、加齢とともに心身が必要とする睡眠時間が若い頃よ
り短くなっていることが理解できていない場合に、高齢者になって睡眠不足と感じるケー
スで、これも一種の睡眠障害ですが、睡眠状態を誤認していることによる錯覚です。

日中に眠気に襲われて不都合が生じるという状態でなければ、睡眠状態に特に問題はあり
ませんので、他の人と比較したり、睡眠薬を飲んだりしようとしないことが大切です。

更年期はいつか終わるというリラックスした気持ちで、「いつまでこんな状態が続くのだ
ろう」とか「規則正しい生活をしなければ」と思わないことです。

   不眠症の対処法   

更年期という、精神的な不安や身体的な不調に対する新しい体験には、これまでの考え方
を少し変えてみるとか、日常生活を少し変えてみるといったことが案外効果的だったりし
ます。特に不眠対策としては、心身ともに小さな変化を起こすことが役に立ちます。

まずは、軽い運動や自宅内での作業など、日頃からやりたかったことに挑戦してみましょ
う。義務感ではなく自由意志で体を動かすことで、睡眠の質を上げるような適度な疲労感
を得ることができます。

             

次に、寝る前には重い食事を摂らないように、就寝前3時間までに済ませておきましょう。
消化活動が活発になると、なかなか寝付けなかったり、途中で目が覚める原因になります。
また、晩酌の習慣がある人も、途中覚醒の原因になりやすいので、該当するような場合は
飲酒習慣も見直すことをおすすめします。

このように、更年期対策といったことではなく、従来の生活スタイルをちょっとだけ変え
てみることでも、結構大きな心身の変化が期待できます。あくまでも無理やりではなく、
心掛けるというスタンスです。

また、睡眠薬などが無いとさみしいという人は、代わりに、更年期症状に良いと昔から評
判の漢方薬「加味逍遙散」を飲んでみて下さい。漢方薬は医薬品ですが、直接睡眠を誘導
する睡眠薬とは違って、体のバランスを整えることで不眠を改善していくというタイプの
ものですので、不眠だけではなく更年期症状全般に効果が期待できるというものです。

いずれにしても、更年期の女性の睡眠が特に少ないという訳でもありませんので、更年期
の不安や不調が睡眠不足という不満に姿を変えているだけで、更年期はいつかは終わると
いう気持ちの切り替えが重要だということになります。


 

 

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