目の疲れと充血
目が充血するとは、白目の表面の血管が拡張することです。その原因は「目の疲れ」「紫
外線」「細菌」「アレルギー性物質」など、目の疲労や刺激により引き起こされます。
細菌や花粉などによる充血は、物質の刺激による炎症反応で血管が拡張しますが、疲労の
場合は、必要な酸素や栄養素の供給のために拡張します。これが原因で、血管が白目の部
分まで浮かび上がり、本来見えない血管が見えることで、目が赤くなっているように見え
るのです。
また、アルコールを飲んだ時も目が充血することがありますが、これもアルコールにより
血流が増えて血管が広がったためです。
それ以外にも、単純に睡眠不足による目の休息が不十分なときや、エアコン、コンタクト
レンズの使用などによるドライアイでも充血を招くことがあります。
そして、意外に盲点なのが、老眼による目の調整機能の衰えです。４０代以降で目が疲れ
やすい、目が充血しやすいと感じるようになったら、老眼を疑ってみる必要があります。
老眼は、結果的には目の疲れが原因の充血ということですが、長時間のパソコン作業や細
かい手作業したということでなくても、普通の生活で目の負担が大きくなり疲れやすくな
るのです。
よく似た別の症状として、特に痛みもかゆみもないのに、突然、白目に血が入るというこ
とがあります。これは結膜下出血と言って、血管が破れて出血している状態です。むしろ
こちらの方がショックが大きいかも知れませんが、単発で起こる場合は自然治癒を待つだ
けで、特に後遺症というようなものもありませんが、頻繁に起こったり、目にかゆみや発
熱など、他の症状もある場合は、一度眼科医を受診されるのが賢明です。
疲れ目にハーブ
目の充血をとるには、疲れ目は休息で改善しますが、花粉や細菌による場合は少し違いま
す。とは言っても、もうすでに毎年花粉症で悩んでいるような人は、それなりの対処法も
あると思いますが、いつもと違う症状がある場合は細菌性であることもよくありますので、
眼科医を受診してみることをおすすめします。
一般的な目の疲れや充血など、目に関する問題や不安に効果的と言われるアイブライトと
いうハーブはご存知でしょうか。文字通り「輝く目」のためのハーブとして古くから親し
まれていますが、日本ではヤクヨウコゴメグサと呼ばれています。
ビタミンＡ、Ｃ、Ｄ、Ｅなどのビタミン群や、カルシウム、ヨウ素、マグネシウム、マン
ガン、ケイ素などのミネラル類、アウクビン、タンニン、サポニン、パントテン酸、イノ
シトール、ケルセチン、アピゲニンなど、眼精疲労はもちろん、感染症やアレルギーなど
にも有効とされる成分がビッシリ詰まっているのです。
その上、視力の低下予防から回復させるための成分まで含まれているんですね。
ここでは詳細は省きますが、アイブライトの成分は目だけではなく、アレルギー症状、肝
機能、糖尿病予防などにも効果的に働き、直接的な目の健康だけではなく、間接的にも目
の機能を維持するために役立つことになります。
しかも、その一般的な摂取方法がハーブティーといいますから、思わずニンマリとしませ
んか？そうです、サプリメントなどに比べてずっと低価格ですし、飲みやすい味と香りで
続けやすいというメリットがあります。
また、目のかゆみが強いときには、アイブライトで洗浄液を作って癒すという使い方もあ
るようです。もちろん、天然成分ですので、特殊な体質の人を除いては人体への影響もほ
とんどないと言われています。
目が疲れたから目薬というより、疲れる前にハーブティーを一杯という方が、どこか余裕
のアイケアという感じがしませんか？
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