目が乾くだけじゃない、ドライアイの諸症状と改善方法

目が乾くだけじゃない、ドライアイの諸症状と改善方法

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1.ドライアイの症状

ドライアイ(乾燥性角結膜炎)とは、涙の量や質が低下することで目に不快な症状が現れ
る病気です。症状としては、目が乾くことですが、それにともなう異物感、痛み、まぶし
さ、かすみ、目やになどもドライアイによる症状です。ドライアイの症状を悩みと感じる
人が多いのは40歳以上と言われていて、ある意味「老化現象」の1つとも言えますが、
男性より女性に多い傾向があると言われています。

       

ドライアイの原因は、加齢や病気などさまざまですが、近年は環境による要因が大きいと
見られています。パソコンやスマートフォンの見過ぎ、冷暖房設備の普及による室内の乾
燥、長時間装用型のコンタクトレンズ、夜型の生活スタイル、食生活の変化、運動不足な
ど、主にライフスタイルの変化に関係していることが多いと言われています。

また、意外に知られていない原因としてストレスがあります。涙の分泌量は自律神経の支
配下にあり、ストレスなど緊張時に働く交感神経は涙の分泌を抑制することになるためと
も考えられています。

ドライアイにはさまざまな症状がありますが、自覚症状が出る前に対策をしたいという場
合には、簡単な判断方法として「目を開いたまま10秒間まばたきをせず我慢」できるか
どうかです。我慢できない場合は、ドライアイの疑いがあるというのが判断の目安です。

2.ドライアイの改善

ドライアイを引き起こす主な原因は「目の疲れ」です。目が疲れると涙は水っぽくサラサ
ラ状態(本来はとろみのある状態)になります。すると、目は乾きやすくなります。なの
で、若い世代の人はできるだけ目の疲れの原因を取り除くことで症状は改善されます。

ただ、中年以降は身体機能の低下による「涙の分泌量や質の低下」で乾燥しやすくなりま
す。この場合は老化現象の1つでもありますので、完治することは難しいですが、できる
だけ「目を休ませる」「目薬(涙液のバランスを整えるタイプのもの)を使用する」こと
である程度の改善が期待できます。また、目の老化による諸症状に、昔から重宝されてい
るのが「八つ目ウナギの肝の油」です。一度は試してみる価値はあるのかなと思います。

             

一般的なドライアイの予防・改善法としては、パソコンやスマホ画面を見るときは、とき
どき休憩をしたり、40℃ぐらいの蒸しタオルを10分程度まぶたの上に乗せて目の機能
の回復に努めるようにします。

メガネやコンタクトレンズを使用している人は、度数が合っているかときどきチェックし
て調整したり、老眼世代の人は遠近両用メガネを使うなど、できるだけ目の疲れを防ぐよ
うにすることです。

パソコン画面は上目線で見ると疲れますので、目線より下に位置するように調整して下さ
い。また、パソコン使用中は「まばたき不全」に陥っていることが多いので、意識してま
ばたきを増やすようにしましょう。

できれば、エアコンの風も直接当たらないように調整したり、加湿器を設置するなど、室
内や職場の環境を整えるようにしましょう。

ドライアイになると、見え方が不安定になったり、不快な症状がいろいろ出ますが、それ
が原因で失明するというようなものでもありません。しかし、角膜に傷がつき、細菌感染
すると角膜炎や結膜炎になり重症化することもありますので、ドライアイの症状以外に、
目のかゆみや目やに、充血が見られる場合は早めに眼科医を受診するようにしましょう。


 

 

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