ドライアイは目が乾くだけではない、気になる諸症状と対策

ドライアイは目が乾くだけではない、気になる諸症状と対策

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1.ドライアイと症状

ドライアイとは、涙が十分な役目が果たせず目や視力に異常をきたす症状のことを言いま
す。名前から想像すると、目が乾くということでそれほど重大なことと考えない人も多い
ですが、目が乾燥すると、目の表面が傷つきやすくなったり、涙が不安定になるため物が
かすんで見えるようになったり、異物感があったり、目が疲れやすくなったりします。

ドライアイの原因とされているのが、加齢と生活環境と言われていて、従来は高齢者やコ
ンタクトレンズの使用者に多いというのが一般的でしたが、近年はパソコンやスマートフ
ォンの使用頻度の増加によるドライアイ症状が増えていると言われていますので、生活ス
タイルもドライアイの要因と見ることができます。

             

具体的には、加齢により涙腺が萎縮したり、コンタクトレンズの使用により角膜の知覚が
鈍感になって、涙の反射成分泌が減少したり、ムチン分泌障害が起きたりすることとされ
ていますが、エアコンなどによる空気の乾燥、パソコンやスマートフォンの長時間使用に
よるまばたき回数の減少などが涙をさらに蒸発させてしまう原因となっていることなどが
ドライアイの原因ということになります。

つまり、加齢によるところは仕方ないにしても、若い世代の人は、生活スタイルを見直し
て、少し目を休ませてみるだけでもドライアイはかなり防げるということなのです。

2.ドライアイの対策

一般的に、ドライアイの症状は、高齢者に多く子供に少ない、男性より女性に多い、仕事
でパソコン作業の多いデスクワークの人に多いということになっています。ただ、これは
あくまでもデータ上のことで、子供や男性は大丈夫という意味ではありません。

基本的には、疲れ目と感じるときは、ドライアイになっていることが多いので、目がゴロ
ゴロする、ショボショボする、目が痛い、充血する、見えにくい、目を開けているのが辛
いといった自覚症状がある場合は、まずは目を休め、目薬などをさすようにしましょう。

有難いことに、日本にはドライアイ向けの目薬が海外より多く出ていて、眼科医でしか処
方されないものもありますが、自分で買えるものもありますので、それを利用しましょう。

保水作用を目的としたものは、ヒアルロン酸ナトリウム系で、目の表面の潤いを保つのに
適しています。目の表面の粘膜から水分やムチンを分泌させ、涙の層を安定させる働きが
あるのがジクアホソルナトリウム系です。最後がムチンの分泌を増やし、粘膜修復効果が
あるとされるレバミピド系です。涙液層が安定するため摩擦が減ってゴロゴロ感も改善さ
れると言われています。

             

自分の症状に合わせた目薬が入手できれば問題ありませんが、いずれも基本的にはドライ
アイの諸症状に対応するはずですので、あまり症状に固執せず、とりあえずは入手できる
ものを使ってみましょう。ご参考までに、私が使っているのは、防腐剤など無添加の薬品
ではなく洗浄水です。目薬ではありませんが、個人的には目薬以上の効果を実感していま
すので紹介しておきます。興味のある人は試してみて下さい。

同時に、意識して目の環境を整えることで、さらにドライアイの改善が期待できます。そ
の方法は、意識的にまばたきを増やすことです。特にパソコンやスマートフォンを操作し
ているときに実践すると効果的です。

また、エアコンや扇風機の風が直接当たらないようにすることはもちろんですが、全般的
に室内の空気を乾燥させないように注意することです。

目が疲れたと感じたら、目を温めたり、休めたりして目の疲れをとることを優先し、睡眠
不足にならないように注意しましょう。

中高年の女性に多いと言われるシエグレーン症候群では、ドライアイやドライマウスの症
状が続くことが多いと言われていますので、もしかしたらと思う人はリウマチ科や膠原病
科を受診してみて下さい。


 

 

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