結膜下出血の原因にもなる結膜弛緩症の症状と対処法

結膜下出血の原因にもなる結膜弛緩症の症状と対処法

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1.結膜弛緩症の原因と症状

結膜弛緩症という病名を知っている人は多くありませんが、目のゴロゴロ感やショボショ
ボするといった症状を経験した人は多いと思います。実は、この違和感を覚える症状が結
膜弛緩症によるものなのです。

結膜弛緩症とは、名前の通り「結膜が弛緩している状態」のことで、弛んだ結膜がまぶた
の縁に溜まり、過剰に動くことでゴロゴロ感やショボショボといった目に不快な症状を感
じさせるのです。また、弛んだ角膜が下まぶたの縁にたまり、涙の通り道をふさいでしま
うことで涙が出やすくなります(涙目)が、涙が弛んだ結膜にたまってしまうことで、ド
ライアイの症状にもなります。

             

ただし、強い痛みなどを伴うことはなく、目の不快感という域を出ることはありませんが、
結膜下出血(白目部分の毛細血管が破れて白目が真っ赤になる病気)が繰り返し発症する
ときは、その原因が結膜弛緩症であることが少なくありませんので、目のゴロゴロ、ショ
ボショボといった不快感に加えて結膜下出血を繰り返すようなら結膜弛緩症を疑ってみる
必要があるかも知れません。結膜下出血は白目がべったりと赤くなるので、驚くと思いま
すが、痛みを感じることもありませんし、1週間もすれば次第に消えていきます。

結膜が弛緩する原因は、日常的にコンタクトレンズを使用している人や加齢による目の機
能の老化と考えられていますので、ドライアイを自覚するようになったら、同時に結膜弛
緩症についても基本的な知識や対策を考えておくと良いかも知れません。

2.結膜弛緩症の予防と対策

まずは、ドライアイや目のゴロゴロ感、ショボショボするなど、目に違和感が出始めたと
きが結膜弛緩症を意識しても良い時期になります。普通はコンタクトレンズを常用してい
たり、ある程度の年齢になってから起きやすい症状ですが、近年のパソコンやスマートフ
ォンの普及により、目を酷使する若い人にも同様の症状が見られると言われています。

             

目に違和感を覚えたら、まずはできるだけ目を休めるようにすることです。結膜下出血が
見られる場合も含めて、人口涙液系でヒアルロン酸などが配合された点眼液を使用してみ
ましょう。目の渇きを抑え、結膜下出血部分の傷を治す働きがあると言われています。

しばらく点眼を続けても、結膜弛緩症の症状に改善がみられない場合は、眼科医での手術
という方法もあります。結膜弛緩症も結膜下出血も、基本的には軽度の病気で特別な治療
を要するものでもありませんが、不快な症状が気になる人は眼科で診断を受けた上で、手
術という選択肢もあります。

結膜弛緩症の手術は、局所麻酔で所要時間15分程度ですし、術後の充血や異物感も1週
間程度で消えると言われていますので、目の手術と構えるようなイメージでもないようで
す。とは言っても、結膜弛緩症は老化現象の一種とも言えますので、特別気になるような
症状に悩まされているというのでなければ、目を休めること、点眼液を使用することでも
十分に対応できますし、加齢とともに目を使う仕事も減ることを考えれば、それも1つの
方法なのかなと思います。


 

 

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