男性の更年期に現れやすい症状と困ったときの対処法

男性の更年期に現れやすい症状と困ったときの対処法

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1.男性にもあった更年期とは

更年期といえば女性と考えるのが普通ですが、実は男性にも更年期があると言われていま
す。とは言っても、女性のように何歳ごろとハッキリしているものではなく、中高年の時
期という曖昧なものでもあります。

原因は、加齢とともに男性ホルモンの産生が低下して行くためですが、年齢とともに穏や
かに低下して行く場合は、体もその変化に順応できるため、目立った不調を感じることは
ありません。しかし、その男性ホルモンの低下が急な場合は、ホルモンバランスの乱れに
体がついていけなくなり、身体的・精神的な不調を引き起こすことになります。つまり、
急激な男性ホルモンの低下が男性の更年期障害を引き起こすことになるのです。このこと
から、男性の更年期は「加齢男性性腺機能低下症(LOH症候群)」と呼ばれています。

男性ホルモンのほとんどは「テストステロン」ですので、男性の更年期とは、加齢により
精巣のテストステロンが減ることで起こります。ただ、健康状態が維持できていれば、副
腎がテストステロンを作り始めることになるのですが、この切り替えがうまくできなかっ
たときに、男性更年期障害の症状が出やすくなると言われています。

具体的な時期としては、男性のテストステロンは30歳前後を境にして低下し始めます。
年齢とともに男性ホルモンも低下するのは当然のことですが、このころから、人間関係や
家庭問題、仕事のプレッシャーなどに苦しむことが増える時期でもあり、それらが男性ホ
ルモンだけでなく、生理機能や精神構造全般に影響を及ぼすことで、さまざまな症状が起
きるようになると考えられています。

2.男性更年期の症状と対処法

女性の更年期の症状はすでによく知られていますが、男性の更年期症状とはどのようなも
のなのでしょう。実は、もっとも多い症状とされているのが「うつ病的な症状」のようで、
倦怠感、集中力の低下、無気力、不眠といったことが多いと言われています。もちろんそ
れがすべてではなく、よくある体の症状としては、筋力低下や関節痛、筋肉痛、肥満、頻
尿、異常発汗、ほてりなど女性の更年期症状と似たものや、男性特有の症状としての、性
欲の減退、勃起力の低下などがあります。さらに、心に現れる症状としては、健康感の減
少、意欲や興味の低下、不眠、不安感、集中力・記憶力の低下などがよく見られる症状と
言われています。また、テストステロンが減少すると「生活習慣病」になりやすいとも言
われていますので、男性の場合は女性のように閉経前後5年のガマンというものとは少し
違います。

では、どうすれば良いのかということですが、テストステロンは本来、意欲・認知力・体
力に関係するホルモンです。狩猟時代で考えると、獲物を獲る意欲、獲物を探す認知力、
獲物を捕らえる体力です。そして、消耗したテストステロンを復活させるものは、家族か
らの感謝や称賛の声と考えられています。つまり、何らかの目標に全力で打ち込み、成し
遂げたという充実感のある生活をすることが大切なのです。

そして、それ以前の問題として、テストステロンの精巣から副腎への切り替えがスムーズ
に行くように、30歳を境に適度な休養や睡眠、運動などを心がけ、副腎を疲弊させない
ような生活を意識することです。

たまに、男性ホルモンを補充すればいいんじゃないかと考える人もいますが、症状が重症
の場合はそれもありですが、テストステロンだけ増やしてみても、それはある意味、加齢
による自然の変化に逆らうものでもあるのです。なので、もし何か安心につながるものが
欲しいという場合は、気の流れに沿った人生をめざすことを重視した漢方薬を試してみる
と良いかも知れません。





 

 

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