女性のふらつくめまいの原因と更年期の関係は意外に多い?

女性のふらつくめまいの原因と更年期の関係は意外に多い?

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   更年期とめまいの関係   

女性なら避けて通れない更年期ですが、中高年の女性に多い「めまい」にも更年期が多く
かかわっていることはご存知でしょうか?

更年期症状の主な原因は、女性ホルモンの分泌量低下による自律神経失調症であることは
よく知られています。そして、骨粗しょう症も同じく女性ホルモンの分泌低量下によって
起こる病気であることもよく知られています。実は、この2つは中高年の女性に多いふら
つくめまいとも深く関係しているのです。

             

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、脳や神経にさま
ざまな影響を与え、体に原因不明の不快な症状を引き起こします。その1つとして、平衡
感覚を保つ機能に影響が出ると、めまいという症状が現れるのです。

骨粗しょう症とは、骨量が減ることで骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気であるこ
とはよく知られています。しかし、めまいでの耳鼻科で診断される良性発作性頭位めまい
症の原因が、骨粗しょう症の1つであることはあまり知られていません。

良性発作性頭位めまい症とは、耳石器から耳石がはがれ落ちて三半規管に入り込んで起こ
るという説明を聞いたことがあるかも知れませんが、実はこの耳石は炭酸カルシウムで構
成されているのです。なので、骨粗しょう症と同じく耳石ももろくなって、耳石器からは
がれやすくなることで、良性発作性頭位めまい症の原因になるのです。

ということは、中高年の女性のめまいは心配しなくていいのかということになりますが、
少なくとも、めまいの原因が自律神経失調症や良性発作性頭位めまい症と診断されている
場合は、心配するようなものではありません。自律神経失調症で死ぬことはありませんし、
「良性」と名の付く病気は、自然に治り後遺症を残さないという意味なのです。

   更年期のめまい改善法   

更年期の女性に起こるめまいは、それ自体が直接健康上の問題になることはありませんが、
長期間にわたって不快な症状と付き合うのは大変ですし、めまいが原因で二次的な災害に
遭う危険性もありますので、できるなら何らかの対策はしておきたいと思いますよね。

そこで、まずは自律神経を整えるにはどうするかというと、一般的にはストレスをなくし、
生活習慣を改めるということになりますが、更年期の場合は原因がハッキリしていて、女
性ホルモンの減少なのです。なので、女性ホルモン(エクオール)を補給することと、同
じような悩みを持つ人や、自分の症状を理解してくれる人と接する機会を増やすことです。

自律神経の改善には、心の落ち着きを取り戻すことが何よりの薬ですので、安心や信頼を
感じることができる状態に自分を置くことが大切なのです。

骨粗しょう症は、発症してしまったら、長期戦の覚悟が必要ですが、とりあえず予防・改
善には、カルシウムやビタミンDの摂取、運動による骨への刺激です。そして、更年期に
関係して起きたのであれば、女性ホルモンの補給ということになります。

              

自律神経も骨粗しょう症も、実際に症状が現れるまでは、ほとんど気が付くことはありま
せんが、逆に更年期は40~60歳で、ほとんどの女性が経験することになりますので、
40歳を過ぎたら、定期的に骨密度を調べたり、サプリメントレベルでの女性ホルモン
補給を考えることが、更年期のめまいはもちろん、更年期症状と言われる不快な症状を緩
和するベストな方法です。



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