鉄欠乏性貧血に鉄の補給だけ?その他に必要な成分がこちら

鉄欠乏性貧血に鉄の補給だけ?その他に必要な成分がこちら

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   貧血の約80%は鉄欠乏性   

鉄欠乏性貧血の原因は主に、出血・鉄の摂取不足・鉄の吸収障害の3つに大別されます。
なかでも、わかりやすいのが出血で、女性の月経や婦人科疾患にともなう出血が原因とな
ることが多く、若い女性に貧血が多いと言われる所以です。

しかし、閉経後の女性や男性の場合の出血は、消化器官の潰瘍や炎症、ガンなどが関係し
ていることが多いので、むしろこちらの出血の方が事態は深刻です。なので、男性や高齢
女性で貧血の症状がある場合は、軽く見ないで、早めの受診をおすすめします。

鉄が不足する原因としては、偏った食事やダイエットなどを続けていることで、慢性的に
鉄不足が生じますが、この点でも若い女性に該当する人が多く、鉄欠乏性貧血になりやす
いとされています。

             

鉄の吸収障害とは、胃の病気や手術などの他に胃酸抑制作用のある薬によることが多いと
言われています。鉄は胃酸によって吸収されやすい形になるということが解かっていれば、
胃酸の分泌量と鉄の吸収量の関係も理解できますね。

血液中には、赤血球、白血球、血小板、血漿(けっしょう)などが含まれていますが、貧
血とは、このなかの赤血球が不足することです。赤血球に含まれるヘモグロビンが酸素と
結合することで、全身の組織に酸素が運ばれていますので、貧血=ヘモグロビンの減少は
そのまま全身の酸素不足になります。すると、疲れやすい、めまい、頭痛、息切れ、運動
機能の低下などの症状となって現れてくることになります。

外見的にも、色素が減ることで肌の色の赤みがなくなったり、くすんだりするようになり
ますし、まぶたの裏側や爪も白っぽく見えるようになりますので、これらの症状が複数見
られるようなら、まずは貧血を疑ってみる必要があります。

   貧血の改善と予防する方法   

鉄欠乏性貧血を予防・改善するには、まずは食事を見直してみることです。もちろん鉄を
含む食品を多く摂ることになりますが、鉄は吸収率が悪い(特に野菜などに含まれる非ヘ
ム鉄)ので、動物性食品やビタミン類、カルシウムなどのミネラル類と一緒に摂取するよ
うにします。

鉄の吸収率を上げるのは、タンパク質、ビタミンC、カルシウムなど、造血を助けるのは
ビタミンB12,葉酸と言われていますので、これらを含む食品をバランス良く摂るのが
貧血改善の第一歩です。

とは言っても、貧血改善には最低でも数カ月間はしっかりとした食生活を続ける必要があ
り、よほど深刻な貧血状態でない限り、ほとんどの人は継続できていません。ただ、近年
はこれまでの鉄サプリといったものではなく、開発段階から貧血改善のために必要な成分
を、総合的にバランス良く配分したサプリメントも販売されていますので、必要ならその
ようなものも上手に利用することです。

             

鉄不足の予防としては、10代は成長期で全身に鉄が不足しやすくなりますので、鉄・タ
ンパク質・ビタミンCをともかく積極的に摂ることです。特に生理が始まる女子はしっか
り摂取する必要があります。

20代になると、朝食を抜いたり、外食やインスタント食品ですませるズボラな食生活が
増えることが鉄不足の原因になっていることが多いので、とりあえずは栄養バランスをよ
く考えた食事を心掛けることが大切になります。当然のことながら、貧血改善中にダイエ
ットなどはもってのほかですよ。

また、妊娠中は10代・20代の両方が必要です。赤ちゃんの発育と母体の健康のために
鉄・タンパク質・ビタミンCを十分に摂りながら、栄養全体のバランスも考えた食事内容
にする必要があります。特にこの時期は葉酸が不足しがちになりますので、しっかり確保
するようにします。食欲のないときは、少量ずつ小分けにして食べるとか、味つけを変え
てみるなどの工夫もしてみましょう。



 

 

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