女性に貧血が多い理由
貧血というと、血液が不足していると考える人が多いのですが、基本的に血液
そのものの量が変わることはありません。変わるのは赤血球の量と白血球の量
で、そのうちの赤血球の量が減ると「動悸・息切れ」「疲れやすい」「顔色が
悪い」「頭痛」などの症状が現れます。
これが貧血で、赤血球の量が減っている状態です。赤血球というのは酸素を体
のすみずみまで運び、老廃物などの不要物を回収する働きをしているので、そ
れが少なくなると身体中が酸欠状態になり、老廃物も体内に蓄積されてしまう
ことになります。
結果、少しの運動でも動悸・息切れをしたり、めまいや頭痛などが起こり、ひ
どい場合は失神するようなこともあるのです。
ところで、日本人女性の４人１人は貧血であると言われているのですが、その
大半が「鉄欠乏性貧血」と言われています。どうして女性に多いのかというと、
月経で多くの鉄分を失う他、ダイエットや偏食など十分な鉄分が摂取されてい
ないことが主な原因と言われています。
鉄分が不足するというのは、赤血球の中のヘモグロビンが減少している状態と
いうことですが、成人女性の場合は１日の鉄分必要量はわずか１１mg程度なの
です。しかし、実は鉄分というのはとても吸収されにくい成分で、鉄分を多く
含む食品と言えどもなかなか不足分を補うのは難しいのです。
その上、健康診断などで貧血という判定がでるころまでには、予備として蓄え
られている「貯蔵鉄」もほぼ使い尽されていることが多く、回復するまでには
かなりの努力をしても６ヶ月程度はかかると言われています。
貧血と言えば、めまいや頭痛などが取り上げられることが多いですが、肌の美
しさにも貧血は大敵なんです。貧血で細胞が酸欠状態になると、まず新陳代謝
が低下してしまいます。つまり、ターンオーバーの速度が遅くなるのです。
すると血色不良だけではなく、肌荒れやシミの悩み、ハリやツヤの無くなった
状態になってしまうということなんですね。
更に、髪の毛根部の細胞が酸欠になると、細毛や切れ毛、抜け毛、枝毛など、
次々に美容面でのトラブルに見舞われることにもなるのです。
貧血は鉄分の補充方法が大切
貧血になると、鉄分を補充すればいいと良く言われていますが、食品から摂取
してもなかなか吸収されにくい性質のものなので、それが数カ月にわたって継
続するということがもう無理という人の方が多いのです。それがいつまでも貧
血が改善されない大きな理由なのです。
そして、もう１つの理由が、鉄分だけ摂取してもあまり効果がないということ
なのですが、これもあまり知られていないんです。
ヘモグロビンというのはタンパク質（アミノ酸）なので、ヘモグロビンを増や
すには、まずタンパク質も摂取しなければならないのです。そして肝臓で鉄を
貯蔵するのもタンパク質なので、タンパク質のない鉄分摂取はほとんど意味が
ないのです。
なので、最低限女性の１日の摂取量５０ｇのタンパク質は摂取しなければなり
ません。更に、鉄分の吸収を助けるのがビタミンＣで、忘れず一緒に摂取する
べき成分です。また、造血ビタミンとも言われるビタミンＢ６、Ｂ１２、葉酸
など、鉄分以外にも多くのものを摂取する必要があるのです。
これって、実際やってみるととても大変です。私も数年来の貧血がかなり努力
したにもかかわらず、ほとんど改善することがありませんでした。
そこで考えたの集中的に鉄分とその周辺の成分を摂る方法です。最初はサプリ
メントで鉄分やビタミンなどを飲んでいましたが、それもあまり効果がなく、
いつのまにか挫折、やがて諦めてしまった訳でもないのですが、もうどうでも
いいやという気持ちになるほど効果がなかったのです。
そんなときに、これまでサプリメントや食事で苦労してきたものが、１日たっ
た３０mg（スプーン２杯）のジュースを飲むだけで良いという、ほぼ信じるこ
とのできないような広告に出会ったのです。
まぁ、これまでいろいろだまされてきたので、もう１つぐらいだまされても特
に深刻な問題でもないな、という程度で試してみたのですが、確かにお世辞に
にも美味しいとは言えませんが、薬だと思って飲みました。
すると、３日目ぐらいから、手がシットリとしてきて、やがて顔も身体も全身
がシットリ潤うようになってきたんです。
これは「まちがいなく本物！」と確信した瞬間でした。
それから数カ月、不思議なくらい体が冷えないんですね。爪を切るときも確か
な手応えがありますし、貧血状態も「Ｄ」から「Ｂ」へ改善していました。
これから貧血対策を始める人は迷わず、そしてもうあきらめ気味の人にはもう
一度だけチャレンジしてみて欲しいのが天然の「サジージュース」です。
正直不味いです。でもすぐに続けたくなります。
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