身長が低くなったと感じたら「骨粗しょう症」を疑ってみよう!

身長が低くなったと感じたら「骨粗しょう症」を疑ってみよう!

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身長と骨粗しょう症

中年以降に身長が伸びるということはほとんどありませんが、身長が縮むことはそれほど
珍しいことではありません。若い頃と比べて4cm以上身長が縮んだら、まず骨粗しょう
症の疑いが濃厚ですので「年だから」と放置しないで、骨密度検査を受けてみることが、
将来の骨折などのリスクを最小限に抑えることにつながります。

他にも、骨密度が低下すると「背中や腰が曲がる」「背中や腰に痛みを感じる」といった
症状が現れることもありますが、以前に着ていた服の「身丈」が合わなくなったと感じた
ら、それも骨粗しょう症の可能性が十分考えられます。

骨粗しょう症とは、骨の強度が低下することにより骨折しやすくなる骨の病気です。ガン
や心筋梗塞、脳卒中のような直接的に生命を脅かす種類の病気ではありませんが、日常の
何でもない衝撃でも骨折してしまうリスクが増えるのです。例えば、くしゃみをしただけ
で骨折し、それからは介護のお世話になるといった人も少なくありません。

特に、「脊椎椎体(背骨)」「大腿骨近位部(脚の付け根)」「上腕骨(腕の付け根)」
「橈骨(手首)」などが骨粗しょう症による骨折が多いとされています。

          

背骨が体の重みで押しつぶされてしまう状態を「圧迫骨折」と言いますが、この場合は特
に痛みを感じないこともありますが、1ケ所骨折すれば、周囲の骨にも負担がかかること
になり、連鎖的に骨折が起こりやすくなって、背中や腰が曲がる原因にもなります。

骨粗しょう症の予防

骨粗しょう症は、発病までに長い年月をかけた「食生活」や運動不足などの「生活習慣」
が深く関係しています。そのため、いますぐ改善できるというものでもありませんが、骨
密度の低下を抑え、食事療法や運動療法などを通して「骨強度」を高めていくという地味
な努力を積み重ねる必要があります。まずは、今以上の進行を食い止めることが大切にな
ります。

ところが、骨折しても病院で処方される薬を飲み続けている人は、1年後には半数にも満
たないと言われていて、痛みが引けばやめてしまう人が多いようです。しかし、骨密度の
回復はそこからが勝負ですので、特に痛みがない状態や、まだ骨折などに至らないものの
将来的に不安という人は、サプリメントなどを活用して習慣化するだけでも骨粗しょう症、
骨折の予防には十分意味があります。

そもそも、骨粗しょう症とはどうして起こるのかと言うと、骨に含まれるカルシウムなど
の骨の成分が減ることで、骨がもろくなるのです。そして、閉経後の女性に多く見られる
傾向にあります。

          

骨も他の細胞などと同じように新陳代謝で生まれ変わっていきますが、そのピークは20
歳前後と言われ、そこから40代半ばまでは一定で推移します。そして、50歳前後から
は低下し始めるのが一般的な傾向ですが、女性の場合は更年期を境に急激に低下します。

これは一般的な話ですが、若い頃からダイエットや運動不足、長期的なステロイド剤の服
用などの影響も受けますし、喫煙、飲酒、日照不足なども原因になります。

初期の頃には目立った症状がなく、骨折して初めて気が付いたり、周囲の人から背中の曲
がりなどを指摘されて気付くということも多いのですが、背中や腰が曲がると内臓が圧迫
されるので、息苦しくなったり、胸やけ、食欲不振といった症状が現れることもあります。

若い頃から極端なダイエットなどをしていた人は、特にこのような症状には敏感に反応す
る必要がありますが、女性は50代からは、ほぼ「骨粗しょう症」の疑いがあると考えて
おくことが、最大の骨粗しょう症予防と言えるかも知れません。


 

 

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