更年期を乗り切る基本はバランスの良い食事と有酸素運動

更年期を乗り切る基本はバランスの良い食事と有酸素運動

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1.更年期の知られていない症状

日本人女性の場合、閉経を迎える年齢は50歳頃と言われていて、その前後の約10年間
(45歳~55歳)を更年期と呼びます。この時期に女性ホルモン(エストロゲン)の分
泌量が急激に減少することで、これまでエストロゲンによる影響を受けていたさまざまな
身体機能に問題が出てきます。また、エストロゲンの分泌の指示を出す脳も不要な反応を
してしまうことで、自律神経の働きにも影響が及びます。

エストロゲンの急激な減少に追いつけない脳や自律神経の不調により現れる症状が更年期
症状で、特に日常生活にまで影響が出るような場合は「更年期障害」と呼ばれます。

ホットフラッシュや発汗などが、女性ホルモンのバランスの変化により、心身に不調が起
こりやすくなる更年期(ゆらぎ期)の代表的な症状としてよく知られていますが、この時
期に起こりやすい、あまり知られていない症状もあります。

・朝、目が覚めてもなかなか起き上がれない
・朝から何もやる気がでない
・普通に生活していても動悸がする
・慣れた作業に時間がかかる
・考えられないようなミスをする
・不安になったり、イラっとすることが増える
・気分が落ちたり、涙もろくなったりする
・寝付きにくい、寝汗で目が覚める
・体形の変化を感じる

といったことも更年期特有の症状とされています。

更年期近くなって、このような「ゆらぎ期の症状」らしきものを感じたら、もうすでに更
年期に入っていると考えて、不快な症状を少なくして快適に乗り切るための対策を始める
ときかも知れません。

2.更年期を乗り切る基本の対策

更年期対策と言っても、それほど特殊なことをする訳ではありませんが、普段の生活スタ
イルが他の人と大きく違う場合は、多少の苦労はあるかも知れません。

更年期を乗り切るための基本は、栄養バランスと有酸素運動に取り組むことです。栄養バ
ランスが良いとは、主食(熱や力となる食品):副菜(体調を整える食品):主菜(血や
肉となる食品)のバランスが3:2:1になるような割合です。具体的には、主食はご飯
・パン・麺類など、副菜は野菜類・海藻類・きのこ類・山菜類・芋類・豆類・主菜は肉類
・魚介類、卵類、大豆製品などです。日常から和食を中心にしている人にはあまり問題に
ならないと思いますが、ファストフードやインスタント食品中心の人にはちょっと修行に
なるかも知れませんね。更年期には、特に大豆製品(納豆、豆腐など)を取り入れると良
いと言われています。

そして、有酸素運動は更年期症状の程度を下げるという研究結果が出ているようですが、
骨粗しょう症などの骨の病気や筋力・体力の強化、生活習慣病予防にも効果的と言われて
いますので、ぜひ取り入れて頂きたいところです。有酸素運動とはウォーキング、ジョギ
ング、サイクリング、水泳、ダンスなどによる運動です。できれば、1週間の合計運動時
間が150分以上で、継続できることを目標にして選んでみて下さい。

また、病院で処方される薬品を無条件で受け入れる人に、サプリメントを軽視する傾向が
あるとかいう話もありますが、更年期に関してはサプリメントもおすすめです。エクオー
ルは更年期症状だけでなく、腸内環境や肌の老化対策としても有効と言われていますので
試してみるには良い機会かも知れません。





 

 

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