更年期の始まり?平熱なのに暑くて汗が出るホットフラッシュとは

更年期の始まり?平熱なのに暑くて汗が出るホットフラッシュとは

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更年期の代表的症状

体の「ほてり」「のぼせ」「発汗」をともなうホットフラッシュという症状は、外気温と
は関係なく起こりますので、もしかしたら冷え症が治ったのかも知れないと思う人もいる
かも知れませんが、熱を測れば「平熱」で、症状も周期的に現れるということになると、
それは更年期の女性の約8割が体験するという女性特有の体調変化です。

急に体が熱くなる症状の「ほてり」、頭に血が上ったようになる症状の「のぼせ」、そし
て急な「発汗」が代表的な症状とされていますが、それ以外にも「動悸」がしたり、気分
が悪くなったり、上半身は熱くても手足は冷たい「冷えのぼせ」などの症状が現れる人も
います。

             

また発汗も独特で、少し気持ちが動揺したり焦ったりするだけでもどっと汗が出たり、真
冬でも全身にじわじわ大量の汗をかいたり、夜中に何度も着替えを要するようなときもあ
りますし、顔や頭、首筋などに汗が噴き出すといったこともあります。ホットフラッシュ
というとことで「熱い」という方に焦点が当たりますが、汗が止まった後は急に体が冷え
て「悪寒」が走ることもあります。

そして、これらの症状の原因になるのが「女性ホルモン」の減少と言われていますが、そ
れがどのように影響しているのかと言うと、人間には外部環境の変化に応じて内部環境を
一定に保つ「恒常性維持機能」というものが備わっていて、体温も36度周辺に保たれて
います。実は、その機能を働かせているのが「ホルモン」や「神経」なのです。

つまり、更年期になると、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで閉経が訪れ、そ
れにより派生的に自律神経の乱れが生じます。自律神経は。体温や発汗、血流、血圧、心
拍など全身の機能をコントロールしているため、それらの調整がうまくいかなくなってし
まった状態がホットフラッシュなどの更年期障害と言われる症状なのです。

ホットフラッシュの対策

ホットフラッシュも一種の「発作」なので、まずは発作が起きたときの対策をしておきま
す。外出時は「風通しの良い服装」に「脱ぎ着可能な羽織もの」を用意することと、汗を
拭くタオルや首筋を冷やすウエットティッシュなどを用意しておくと安心です。

そして、リラックスした時間を増やすこと、適度に運動をして血行を良くしたりストレス
を減らすこと、辛いものなど刺激性の食べ物を控えることなど、できるだけ発作の起きに
くい環境を作ることです。

           

改善方法としては、原因が女性ホルモンの減少にある訳ですから、その分を補充するのが
効果的ですが、ホルモン補充療法はメリットと同時にデメリットもありますので、まだそ
れほど深刻な状況でなければサプリメントなどを利用することでも対応可能です。

また、自律神経の乱れも「自律神経調整剤」という改善方法もありますが、やはりデメリ
ットもありますので、できれば和漢サプリなどがおすすめです。

そして、もっとも基本的なことですが、夏など水分の摂取量が不足しないように十分な水
分を摂ることです。どれぐらい飲んだかより、どれくらいトイレに行ったかで判断して、
普段より回数が少ないようなら意識して水分を摂取して下さい。



 

 

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