更年期に起きやすい手のこわばりの原因も更年期障害の1つ

更年期に起きやすい手のこわばりの原因も更年期障害の1つ

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1.知られていない更年期の症状

更年期には、これまであまり経験したことがないような症状が多く現れます。病院へ行っ
ても「更年期」とか「自律神経失調症」といった診断になることが多いため、症状そのも
のより不安や対処法が分からないということの方が問題かも知れません。

ホットフラッシュや動悸・息切れといった、良く知られている更年期症状なら納得できる
ことが多いですが、ときどき、あまり知られていない症状が出ることがあり、そのような
ときの不安心理が厄介なのです。

             

今回は、そのようなあまり知られていない更年期障害の1つ「手のこわばり」についてで
す。実は、この症状も女性ホルモンのエストロゲンと深い関係があります。更年期=エス
トロゲンの減少ということはよく知られていて、女性ホルモンは確かに更年期の代表的な
言葉です。そして、更年期には女性ホルモンが急激に減少することも事実ですが、加齢と
ともに女性ホルモンは少しずつ減少していて、更年期と言われる時期に大きく減少するこ
とになるのです。なので、更年期に現れれる症状は、それ以前に現れていても不思議なこ
とではありません。

女性ホルモンのエストロゲンには、皮膚や関節の弾力を高め、美しい肌を保ったり、関節
の動きを滑らかにしたりする働きがあります。加齢とともに、このエストロゲンが減少し
ていくことで、少しずつ肌が衰え、関節の動きも悪くなって行きます。これが、更年期の
頃に手がこわばるという症状になって現れやすいということなのですが、人によってはそ
れ以前に現れても特別なことではありません。

エストロゲンと皮膚の関係を知っている人は多いですが、関節との関係を知っている人は
あまり多くありません。そのことが更年期の不調に加わえて、必要以上に不安にしてしま
うことになるのです。

2.手がこわばる症状と対処方法

手がこわばる症状と言えば、朝起きたときに手がこわばって指の曲げ伸ばしができにくい
というイメージだろうと思いますが、瓶のふたが開けられない、動かすと痛い、物を落と
してしまう、といったことも手がこわばることによる症状なのです。

突然このような症状におそわれて、よく似た症状のリウマチではないかと病院へ行っても
異常なしなんて診断されると、余計に不安になったり、落ち込んだりしてしまいますよね。

そのようなときには、例え更年期という年齢に達していなくても、女性ホルモンのエスト
ロゲンの分泌量が低下していると考える方が正しいかも知れません。ただ、エストロゲン
の減少は加齢現象で食い止めることもできないので、原因が分かったとしても問題が解決
する訳ではありませんが、とりあえずは老化現象の1つと捉えれば、それ以上の不安はな
くなりますので、次に対処・改善法を実践して改善につなげて行きましょう。

           

その方法は、朝起きたときなどに手のこわばりを感じたら、まずは「グーパー運動」をし
てみましょう。こわばりや握力の改善が期待できます。また、指のストレッチやマッサー
ジで手の血行を良くしたり、腕全体の血行を良くすることも効果的です。

特に更年期周辺の年齢の人は、他の更年期症状対策の一環としても、サプリメントなどで
エクオールの補充をおすすめします。更年期症状は10年程度で治まると言われています
が、その後に女性ホルモンが増えるということではありませんので、治るというより慣れ
てしまうという意味合いが濃いですが、いずれにしても加齢による身体機能の低下(老化)
は、元通りに回復しようとしても無理ですので、少しでも悪化させないような生活を心が
けることを目指すのが正解かも知れません。


 

 

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