クエン酸は疲労回復云々よりアルカリ性に注目しよう!

クエン酸は疲労回復云々よりアルカリ性に注目しよう!

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クエン酸は健康に良い

クエン酸というのは、レモンなどの柑橘類に多く含まれるスッパイと感じる成分です。そ
してその内容はともかく、古くからこの酸味(クエン酸)は体に良いものだと伝えられて
きていて、そのようなものの1つに「疲労回復」に役立つという説があります。

その説を科学的に説明すると、激しい運動をして体内が酸欠状態になると老廃物(乳酸)
が溜まり、クエン酸にはその乳酸を除去する働きがあるから疲労回復に効果があるという
ことなのです。そして、もう1つは体内にあるクエン酸回路というエネルギーを作る経路
でクエン酸は主要な働きをしているため、クエン酸を摂取すればよりスムーズに回路が働
き疲労回復にも効果があるということなのです。

           

しかし、近年はそれが根底から覆るような説も発表されていて、クエン酸は「疲労回復」
に効果が「ある」とか「ない」とかいう話も多く、実際はどうなんだろう?と考えてしま
いますよね。

クエン酸に疲労回復効果なしという説は、そもそも「乳酸は疲労物質ではない」というこ
とです。激しい運動をしても体内が無酸素状態にはならず、標高の高いところで運動をし
ても乳酸は増えず、結局、酸素の供給状態と乳酸の生成は関係ないということだけではな
く、乳酸は、糖を利用してエネルギーを産出するときにできる以外にも、さまざまな食品
にも多く含まれていて、それらが摂取されると筋肉でも使われて疲労回復効果があるため、
クエン酸と疲労回復は直接関係ないということになりますし、乳酸そのものが疲労物質で
はないということになるのです。

これがクエン酸は疲労回復効果がないと言われる理由です。

それでもクエン酸は必要

クエン酸と疲労回復の関係は、まだ研究段階なので、現時点ではそのような説もあるとい
う範囲で、誰にも結論づけできる段階ではありません。そして、例え疲労回復と関係がな
かったとしてもクエン酸が不要なものということにもなりません。

本来は酸性食品であるクエン酸は、体内に入ればアルカリ性に変わるという特性がありま
す。つまり、これこそが古くから「クエン酸は体に良い」と言われ続けている理由で、そ
のなかに疲労回復効果も含まれているのです。

私たちが疲れたと感じるのは、体が酸化している(酸性になっている)状態なのです。そ
こにアルカリ性であるクエン酸が投入されると、体内もアルカリ性に傾くことで疲労感は
減少します。もちろんこれにもデータや根拠がないと否定する人もいるかも知れませんが、
もしそのような理屈が通るなら、現在「抗酸化作用」として世に出ているすべてのものを
否定することになり、とても非現実的な話になってしまいます。

つまり、個々の矛盾点を少しばかり論破できたとしても、それはクエン酸の持つ疲労回復
能力のすべてを否定したことにはならず、クエン酸に疲労回復効果があることは、今も昔
も変わりはないのです。

更に、クエン酸にはグリコーゲンの貯蔵能力を高めたり、ビタミンやミネラルなどの吸収
を高める働き(キレート作用)もあります。その他にも中性脂肪やコレステロールを下げ
たり、免疫力の回復能力、尿酸値の低下、粘膜質の回復、血液の浄化、肌荒れ改善効果と
いったさまざまなメリットがあり、重病などの予防としても活用できることになります。

もちろん、数パーセントの人には体質的に合わないということもありますが、それはクエ
ン酸に限ったことではありません。

             

ただ、クエン酸が体に良いと分かっていても、そのスッパイ味が苦手と言う人はかなり多
いようです。そのような人はサプリメントなどを利用するのが手軽に摂取できる方法です
が、どうせ摂るなら天然の方が良いという人もいると思います。

クエン酸が最も多く含まれているのが昔からスッパイ食品の代名詞である「梅干し」とい
われていますので、梅のエキスだけを詰め込んだ「はちみつ梅エキス」という梅の職人さ
んが開発したサプリメントが天然最強のクエン酸ではないかと思います。


 

 

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