１．治らないアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の痒みはつらいですよね。
そして、それを見ているお母さんにはもっとつらいことなのかも知
れません。
 
そこで皮膚科の治療を受けると、待っているのがステロイド薬とい
うのがお決まりのパターンですが、そもそもそれがアトピーを悪化
させる第一歩なんですね。
 
　　
 
ステロイドを塗ると、とりあえずは痒みも落ち着きますが、中止し
たとたんまた痒みが走るという負の連鎖に陥り、ステロイドが手放
せなくなり、薬の強度もどんどん増えていくという最悪のシナリオ
になるんですね。
 
ところが、ステロイドというのは上限が決まっているので、ある程
度までいくと、薬品名の違うものが出てきても内容がほぼ同じでス
テロイドの含有量も同じとなれば効力がなくなって、塗っても塗っ
ても治らず、次にステロイドの飲み薬まで出てくるようになると、
それはもう相当の覚悟を持って治療しなければ完治など夢のまた夢
ということになるのです。
 
小さい頃からステロイドを使用し続けると、ステロイド依存性皮膚
症という、ステロイドがないと皮膚が正常に機能できない状態にな
ることで、いわゆる成人型アトピーとして悩み続けることになるの
です。
 

２．アトピー改善方法

アトピーとは、本来自然治癒するものなので、痒みをとめることに
専念するのではなく、肌のバリア機能や免疫力を強化することで、
炎症を少しずつ治していくことです。
 

長期間ステロイドを使い続けた人には、このステロイドを中止した
ことによるリバウンド（急激に皮膚の症状が悪化する）症状をいか
に耐えきるかということが最大の難関です。
 
ここで挫折してしまうか、根性と忍耐で乗り切るか、まさしく拷問
のような痒みとの闘いになります。
 
　　　　　　
 
そこで、ささやかなヒントですが、この痒みを多少やわらげる効果
があるのが、意外かも知れませんが「糖質制限」です。
 
糖質とは、主に炭水化物（ご飯、パン、麺類といった主食）や糖分
のことで、ほぼ摂取しない日はないと思います。
 
周辺に糖尿病治療をしている人がいるなら、よくご存知だと思いま
すが、実は糖質というのは、脳の栄養素でもあるので全く摂取しな
いというのも問題ですが、過剰摂取は、生活習慣病の原因やガン細
胞の栄養源にもなり、あまり好ましくない食材なのです。
 

そして、気分転換になるかどうかはわかりませんが、できる限り、
運動やウォ―キング等で新陳代謝を上げ、体力をつけて体の内面か
ら健康作りを心がけていくのが正しいアトピー克服法なのです。
 
　　　　　
 
できれば、自分の食事は自分で作るぐらいの心つもりで、スーパー
への買い出しや、料理レシピを見ながら糖質の少ないメニューを考
えることは、将来的にも決して無駄にはなりませんので、余裕があ
ればおすすめしたいと思います。
 

最後に、私がステロイドと決別するためのお守り？というつもりで
使ったのが「アトケアプロ」という天然の抗菌物質プロポリスでし
た。
 
アトピー改善にどれほど役にたったかはわかりませんが、食事制限
を強化しながらも、元気に運動ができたり、痒みにも耐えられよう
になってきたのが、飲み始めて２週間ほど経過したころでした。
 
他の同じような症状に悩む人達からも不思議な目で見られていまし
たので、明らかに私だけ違っていたのかも知れません。
 
気休めかも知れませんが、よくいう「神」頼みよりは現実味がある
と思いますので、余裕があれば試してみて下さい。（笑）

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