１．コラーゲンの本当のチカラ
コラーゲンって聞いたことがないという人は、ほとんどいない程、
今では知名度のある成分ですが、実はこの成分そのものの研究はか
なり古くから行われていたのですが、一般的に広く知れ渡るように
なったのは、まだ２０年ほど前の話なのです。
そして、現在では食品から美容、医療分野に至るまで各方面で注目
を浴びる存在になっていますが、まだまだその実態まで知っている
人は意外に少なく、単に肌のハリとか潤いとかいった単発的な言葉
に動かされているようなところがあります。
そこで、今回は、コラーゲンの持つ美容と健康の本当の意味を知っ
て、有効に活用していただければと思っています。
コラーゲンと言うと、まっさきに美容関係で肌の状態を整えるとい
うように信じておられる人が多く、それは決して間違いではないの
ですが、コラーゲンは顔だけに存在している訳ではなく、身体中に
存在していて、細胞と細胞をつなげる接着剤のような働きをしてい
るのです。
そもそも、コラーゲンというのは、人間に限らず、あらゆる動物の
体内に存在するタンパク質の一種で、人間の場合、体重の約２割が
タンパク質で、その１／３がコラーゲンと言われています。
そして、その働きは、細胞と細胞をつなぎ合わせて細胞の機能を発
揮できる状態にすることで、コラーゲンなしには皮膚も骨も血管も
内臓もまともに機能しなくなってしまうのです。
女性にとって、顔の肌は特に重要テーマなので、どうかすると、コ
ラーゲンは顔のためにあると考えている人も少なくありませんし、
商業展開としてはそれも正論かも知れません。 しかし、確かに皮
膚の真皮の繊維成分の９０％がコラーゲンだからと言ってみても、
あくまでも、顔も身体の一部分でしかないのです。
なので、顔のツヤがなくなったからと、いくら顔にばかりコラーゲ
ンを塗ってみたところで、その顔も身体の一部分としての症状が現
れているにすぎないということになるのです。
つまり、身体全体のコラーゲンが潤っていて、顔だけがコラーゲン
不足になるということは、特殊な病気である場合を除いては、一般
的には有り得ないということになります。
それは、コラーゲンが美容と健康のサポート成分で、顔のハリがな
くなってきた時には、内臓や血管のコラーゲンも減少して、衰えて
きているということなので、顔に塗るコラーゲンもいいですが、全
身にコラーゲンを補充しなければ、真の若々しさは取り戻せないと
いうことなのですね。
言い換えれば、美容の前に健康があるということで、不健康な身体
に美肌はないということです。
２．美容と健康のためのコラーゲン摂取
コラーゲンを食べればいいだけじゃないかと考える人も多いのです
が、実は、コラーゲンはそのままでは意味がないのです。
体内に摂取されたコラーゲンは、一度アミノ酸に分解され、プロコ
ラーゲンを経て成熟コラーゲンとなるのです。 なので、その他の
条件を満たして、コラーゲンを生成されやすい環境を作りだすこと
が大切になります。
そのためには各種ビタミン、特にビタミンＣは無くてはならないも
ので、最近は少なくなりましたが、昔はビタミンＣの不足が原因で
コラーゲンの生成がうまく行かず、細胞のつなぎ目がもろくなり、
最終的には血管が破れて出血するという皮下出血や内臓出血が多発
しました。 これがいわゆる壊血病と呼ばれていた戦後まもなくの
頃の原因不明の出血だった訳です。
しかし、現在ではそのようなことをあまり意識する必要もなくなっ
ていますが、それでもコラーゲンを増やしたいと考えるなら、やは
り意識しておかなければ、いくらコラーゲンを食べてもサッパリ肌
のトラブルが解消しないということにもなってしまいます。
そこのところにスポットを当てているのが、やはり化粧品の最大手
資生堂で、体内でコラーゲンを作りだすことで、美容と健康の両面
をサポートできるとしているところが、他の化粧品主体の企業より
一歩先を行っていると考えられます。
ここに書かれていることが真実かどうか、わずか５００円で、あな
た自身が体験できます。
あなたの体内でコラーゲンを作りだすとどうなるかを、ぜひ知って
いただきたいと思います。
