１．高血糖値のリスク

血糖値の上昇が人体に与える影響はと言えば、糖尿病による合併症
というのが一般的な反応だろうと思いますが、それは当然のことと
して、他にもどのような弊害があるかご存知でしょうか？
 
身近なところでは、肥満があります。
 
これは、血糖値が上昇することで、インスリンがその抑制のために
分泌されることで、体内に脂肪として蓄えられる状態です。
 

肥満は、生活習慣病や癌リスクも高め、関節や血管にも悪影響を与
えますし、身体の糖化は老化を早め、美容にも悪い影響が出てくる
ことになるのです。
 
生活習慣病や肥満については、生活習慣病対策のＡＢＣ、史上最低
のダイエット指南をしていますで詳しく書いていますので、ここで
は糖化について少し詳しくみていきます。
 
私達の体が老化したり病気にかかる原因の代表的なものに、「糖化」
があります。
 
　　　　　
 
これは、タンパク質が糖によって、その性質が変えられてしまうこ
とで、いくつかの段階を経て「糖化最終生成物（ＡＧＥｓ）」にな
ります。
 
このＡＧＥｓが、体内では正常なタンパク質の働きができず、蓄積
されると体に悪影響を及ぼすことになるのです。
 

具体的には、肌のたるみ、シワといった老化現象、動脈硬化、認知
症、骨粗しょう症といったさまざまな健康や美容上のトラブルの原
因や誘因になることが知られています。
 

２．糖化を予防する

糖化の予防と言えば、もう食事と運動がその大半と言ってもいいと
思います。
 
特に、炭水化物を一気に大食いというのが最も悪いパターンで、血
糖値が急激に上昇するとインスリンが分泌され体内に脂肪が蓄積さ
れることになります。
 

 
じゃぁ、少し太るだけで済むと思う人がいるかも知れませんが、実
はインスリンは血中の糖を下げることは出来ますが、その糖を細胞
に移動させて蓄積させているだけのことなので、血中の糖は減らせ
ても、細胞の中の糖は減ることはなく、糖化を予防することはでき
ないのです。
 

では、どうすればいいのかということですが、インスリンは高血糖
にならなければ過剰に分泌されることがないので、まずは血糖値を
急激に上げない食事（低ＧＩ値の食材）や、糖の吸収を抑えるサプ
リメントなどで、血液中の糖分（ブドウ糖）を増やさないことです。
 
次に、ウォ―キングなどの有酸素運動で糖をできるだけ使い切って
しまうことです。
 
これは、糖尿病の人なら誰でも指導を受けている食事と運動の基本
になりますので、糖尿病対策にもなります。
 

 

糖化された体とはどういうものかと言うと、肉をハチミツに漬け込
んだり、砂糖を大量に入れて調理するスキ焼の肉と同じで、食べる
には良いかも知れませんが、これはタンパク質の３０％強を占める
コラーゲンが伸びきってしまって、もとに戻らなくなった状態です。
 
あなたの皮膚の３割がダラーンとなってしまったらどうなるか、今
さら説明する必要もありませんよね。（笑）
 

コラーゲンは一度糖化すると、もう元通りにはなりませんので、そ
のようになる前に、食事に注意して血糖値が上がらないようにする
ことと、サプリメントなどで、できるだけ糖分を吸収しないように
すること、そしてできればウォ―キングなどの有酸素運動で糖分の
減少をはかることが糖化の予防になります。
 
糖分を吸収しにくいサプリメントとしては、「あのねのねＴＶ」で
紹介されているサラシア（ネオコタラノール）が天然で高品質、低
価格の優良おすすめ品として推奨される専門家が多いようです。
 
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