１．乾燥肌は肌トラブルの原点
肌トラブルと言われる、ニキビやシミ、シワといった症状を突き詰め
ていくと、たどり着くのがほぼ「乾燥肌」です。
乾燥肌とシワの関係のようにわかりやすものから、日焼け、毛穴の開
きといった、わかりにくいものまで、一見、何の関係もないように思
われるかも知れませんが、ほとんどの肌トラブルの原点は乾燥肌にあ
るのです。
なので、肌トラブルは、シミやシワといった個別の対策の前に、乾燥
肌の改善を目指すことがキーポイントになります。
そして、それはとりあえず保湿化粧品を揃えておけば安心というよう
なものでもありません。
乾燥肌の根本的な解決なしに、いくら保湿ケアをしても、それは一時
しのぎ的な応急措置にすぎないからです。
ご存知のターンオーバー機能というのも、その乱れの原因は乾燥肌に
あるため、いくらターンオーバーに特化したケアをしてみても、根本
的な解決策にはなりません。
そして、最も問題なのは、肌トラブルと言えば、顔というのが一般的
な解釈になっていて、人間の体はすべて肌で覆われているという事実
を見過ごしていることなのです。
シミやシワが無くても、乾燥による「かゆみ」「チクチク」「カサカ
サ」といったような全身に起こり得る症状も、すべて乾燥肌による肌
トラブルなのです。
２．乾燥肌の原因と対策
肌の乾燥は、バリア機能の低下による保水力の減少が主原因です。
肌のバリア機能が低下することで、肌の水分が減少し、角質層がスポ
ンジ状態になり、外部からの刺激物が皮膚内に侵入することで、免疫
反応が働いて炎症が始まります。
なので、肌の内部の構造を整え、健康な状態の角質層を作り出すこと
が、最初にやるべきことで、そこを省いての肌トラブル対策は、あま
り意味がないとも言えるのです。
それが、一旦は改善されたように思えても、すぐに症状が繰り返すと
いう乾燥による負のスパイラルに陥ってしまう原因です。
では、乾燥肌を防ぐ方法はというと、意外かも知れませんが、洗顔や
スキンケアの見直しが必要です。
肌に良いはずの洗顔やスキンケアが、実は、肌に一番負担をかけてい
るということもあるのです。
特に、頻繁洗顔、保湿クリームの使い過ぎ、ピーリング系の角質ケア
といったものこそ乾燥肌の大敵と言えます。
頻繁洗顔やピーリングは理解できるが、なぜ保湿が？と思われるかも
知れませんが、実は保湿クリームは、リンゴに塗るワックスのような
もので、保湿は保湿でも、水分の蒸発を防ぐためのものです。
なので、使い方としては、化粧水や美容液を使用後に保湿クリームと
いうのが正解で、いくら保湿クリームばかりを塗っても乾燥肌対策に
ならないどころか、むしろ乾燥肌の原因になってしまうのです。
他にも、食生活、生活習慣、運動不足、喫煙等々、いろいろな原因が
ありますが、乾燥肌ケアをしているつもりが乾燥肌を作っているとい
うのが一番やっかいな原因かも知れません。
３．乾燥肌に効く伝統の処方
実は、乾燥肌は、もう化粧品やサプリメントというレベルでは、なか
なか改善されないものなのです。
なので、早目に医薬品のお世話になることが、乾燥肌改善の最短距離
だったりします。
そこで、乾燥肌の医薬品として５０年以上も使われ、優れた効果を認
められながらも、医薬品であるがゆえの宣伝不足で、あまり知られて
いませんが、乾燥肌対策の必須要素「保湿」「血行促進」「抗炎症作
用」の３つの働きがあり、肌の内側から新陳代謝を促し、乾燥肌に効
く成分として、ヘパリン類似物質という医薬品があります。
どこかに違いを感じられたでしょうか？
そうです！
よく目にする「乾燥肌に効果がある」ではなく「乾燥肌に効く」、また
「３つの働きがあると言われています」ではなく「３つの働きがある」
という表現方法の違いです。
この医薬品としての実力の違いに気付いた人は、もう迷うことはない
はずですよね。
乾燥肌に効く医薬品を使ってみて下さい！
これが、乾燥肌に最もおすすめできる処方です。
