生活習慣病予防とダイエットは糖質をいかに吸収しないかで決まる!

生活習慣病予防とダイエットは糖質をいかに吸収しないかで決まる!

《本ページはプロモーションが含まれています》

糖類と糖質と炭水化物

生活習慣病予防やダイエットによく出てくる「糖類」「糖質」「炭水化物」の
関係をご存知でしょうか?

学問的に説明すると難しくなるので簡単に言うと、これらは「糖」の分子の違
いで分けられていて、分子が1個のものを単糖類と呼び「ブドウ糖・果糖」な
どがあります。そしてその分子(単糖)が2個つながったものを二糖類と呼び
「砂糖・乳糖・麦芽糖」などがあります。更に、分子(単糖)が3個以上つな
がったものを多糖類と呼びパンやご飯に含まれる「でんぷん」なども含まれる
のですが、それらの糖類をまとめたグループを「糖質」と呼ぶのです。

        

炭水化物とは、消化・吸収されやすい「糖質・糖類」と消化されない「食物繊
維」を含むグループの名称なのです。

つまり、炭水化物のなかに糖質・糖類・食物繊維があり、糖類の分子の数によ
って単糖類・二糖類・多糖類という名前が付いているのです。

炭水化物>糖質>糖類(単糖類・二糖類・多糖類)ということで、「糖類ゼロ」
と書かれていても「糖」が含まれていないということではないんですね。

糖が含まれていないのは「糖質ゼロ」または「炭水化物ゼロ」というものです。

逆に考えれば、わざわざ「糖類ゼロ」と書かれている場合は、他の糖質が含ま
れていると考えるべきですね。(笑)

         

余談ですが、「糖質ゼロ」と「糖質OFF」の違いについても少し触れておき
ますと、「糖質ゼロ」とは食品や飲料100gに含まれる糖質が0.5g未満の
ことで、「糖質OFF」というのは、食品100g当たり5g以下、飲料100
ml当たり2.5g以下の場合を言います。「糖質50%OFF」というような場
合は、明確な比較対象商品があり、かつ糖質含有量が食品100g当たり5g以
上、飲料100ml当たり2.5g以上という条件が満たされている場合です。

また、最近よく見かけるのが「糖分ゼロ」という表示ですが、これはちょっと
ずるいやり方で、糖分の定義はなく糖類を意味したり、糖質を意味したり曖昧
なものです。なので、本当に「糖」を摂取したくないなら「糖質又は炭水化物」
を含んでいないものを選ぶべきです。

炭水化物と生活習慣病

ダイエットで少し前にブームになったものに「糖質制限ダイエット」というの
があります。これはその名の通り「糖質を制限」するものですが、中には糖質
カットというものまであります。

     

確かに糖質は肥満の原因ではありますが、同時に体の主要なエネルギー源でも
あり、特に脳はブドウ糖(糖質)のみがエネルギー源なので、極端に糖質が不
足するような場合は意識障害などを引き起こすことにもなります。

糖質は脂質やタンパク質に比べ、即効性のあるエネルギー源なので、短距離走
のように短時間の運動には糖質が使われ、マラソンのような長時間の運動には
脂質が使われることになります。

つまり、糖質は体内ではあまり多く存在しておらず、血液中に含まれるブドウ
糖がその大部分で、それ以上に摂取された糖質はインスリンの働きにより脂肪
として体に蓄積されることになるのです。

これが、糖質を食べ過ぎると肥満になるという意味で、何らかの事情でインス
リンの働きが悪くなって、脂肪として蓄えられずに大半が血液中に残る状態に
なった場合が「糖尿病」ということになるのです。

更に、太ると糖尿病になると言われますが、実はこれも完全には正しくはあり
ません。太るということはインスリンが正しく働いている証拠なので、健康体
なら問題ありませんが、男性に多い内臓脂肪はインスリン抵抗体になりますの
で、インスリンの効力が低下している人には糖尿病の原因にもなります。

            

メタボ検診でお腹の周囲を測るのは内臓脂肪量を測っているんですね。

このように、炭水化物を全く摂取しないということは、体には決して良いこと
ではありませんが、過剰摂取も体には良くありません。

では、どれほど摂取すればいいのかということになるのですが、ほとんどのダ
イエットや生活習慣病予防のサイトでは、実現不可能な摂取カロリー計算や、
訳のわからない食品図を掲載して理想論を並べているだけなんですよね。

実は、最も簡単な方法は、毎日同じ条件で体重を測るということなんですよ。

       

そして、体重が増えれば炭水化物の摂取を控える、減少すれば摂取量を増やす
ということでいいんです。

しかし、実際はあまり体を動かさない職業の人や、基礎代謝の低下している人
は、それほど多く食べている訳でもないのに過剰摂取になっていることが多く、
それがそのまま増え続ける生活習慣病者数、ダイエットに失敗する女性という
現実なんですね。

どうしても体重調整が難しい人は、意味のないダイエット食品などより、ずば
り糖質の吸収を抑えることですでに定評がある「イヌリン」などを併用するこ
とが、生活習慣病予防、ダイエット成功の最短ルートになります。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク