1.水虫に竹酢液が良いは本当か?
最近よく聞く「竹酢液」とは、木材や竹など植物の原料を炭化して、
木炭や竹炭を製造する時に発生する煙の成分を冷やすことでできる
水溶液で、材料が木材の場合が「木酢液」、竹の場合を「竹酢液」
と言います。

もともとは、農産物用の土壌改良や植物の活性剤として利用されて
いたもので、日本農林規格でも認定されているものですが、近年で
は消臭剤、食品保存への添加物、化粧品等、幅広く使われています。
そのような多目的用途の一環として、最近話題になっているのが、
竹酢液が水虫に効果的というもので、それが本当なら水虫保菌者に
は嬉しい話題ですよね。
竹酢液のこれまでの使われ方から判断すると、かなり信憑性がある
ような気もしますが、水虫の原因となる水虫菌(白癬菌)は、皮膚
の角質層に寄生して角層細胞の主成分であるタンパク質の「ケラチ
ン」を栄養源にして増殖します。

角質層は、もともとすでに死んだ細胞の集まりですので、ここで水
虫菌が増殖していても特に症状もなく、問題になることもないので
すが、どんどん増えて角質の奥の生きた細胞まで到達すると、免疫
細胞の抵抗に合い「炎症」や「かゆみ」が生じることになるのです。
そして、水虫菌が寄生する角質層というのは、外部の刺激や雑菌か
ら体を守る役目をするため、とても強固にできているので、薬を塗
ってもその成分が水虫菌に到達することからしてかなり困難なこと
なので、水虫菌はなかなか死滅しないのです。
そればかりか、剥がれ落ちた皮膚の破片の中でも生きていると言わ
れるほど生命力の強い水虫菌は、人が踏み込む至るところで寄生す
るチャンスを待っているのです。

つまり、水虫菌は死滅しにくく、再発の恐れが非常に高いというこ
とになります。
そこで、竹酢液が水虫に効果があるかというと、使い方次第という
ことで、水虫菌を死滅させるパワーがあることはまちがいないと思
いますが、その水虫菌を直接攻撃することができるかどうかで、結
果は大きく違ってくることになる訳ですね。
竹酢液が水虫に良いと聞いて、塗ってみてもあまり効果がなかった
という評価は、そのような問題をクリアできていなかったというこ
とです。
2.竹酢液の効果的な使用法
竹酢液は、水虫菌を駆除し、その後の皮膚を整える効果も期待でき
ますが、現在、私達が入手できる竹酢液はと言うと、園芸用や入浴
用としてドラッグストアなどに売られているものだけです。
これは、皮膚表面に付着した状態の水虫菌には効果がありますが、
すでに角質層で生息している菌には、あまり効果が期待できません。

その上、もともとが園芸用や入浴用に調整されたものなので、不要
な成分が含まれていたり、ニオイが強すぎたりと、効果の割に忍耐
が必要ということで敬遠されてしまうことも多いようです。
水虫とも長い付き合いになると、このように「水虫に良い」と聞く
とすぐに試してみては、ガッカリを繰り返し続ける人も多いと思い
ますが、しかしその経験は決して無駄なことをしているだけではあ
りません。
このような長年の経験から得た知識があったからこその出会いとい
うものもあります。
私は、また「今年もムズムズの気配」と思っていたとき、偶然目に
したのが竹酢液を応用したバリア型の水虫ジェルでした。

私がピンときたのは、「竹酢液を奥深くまでアプローチ」という言
葉で、これは一度「竹酢液」で失敗していればこそ感じることがで
きたラブコールだったかも知れません。
私の竹酢液に再挑戦の理由は「たった1つの言葉」でした。
