１．関節痛の原因とは
どのようなものでも、使い続ければ消耗していくのが普通ですが、
人間の関節も加齢とともに軟骨がすり減ったり、無くなってしまっ
たりすることで、膝の形が変形して、痛みを感じたり、腫れたりす
るようになります。
このような状態を関節痛（変形性関節症）と呼び、放置しておけば
治るという種類のものではありません。
加齢とともに、どうして関節の軟骨が減るのかというと、正常な関
節は筋肉、腱、靭帯などが関節への負担を分散させて、関節に直接
衝撃がかからないようになっています。
しかし、加齢や骨折、過度の関節運動などによって、その分散のし
くみが正常に機能しなくなると、クッションの役目を担う軟骨に大
きな負担がかかることになり、摩耗したり変形したりしてしまうこ
とになるのです。
当然、そこに至るまでには、いろいろな症状もありますので、自分
の関節の状態を早めに知ることで、適切な対応ができることにもな
ります。
まず、軟骨の表面に軽い摩耗が起こると、それを補う軟骨細胞が増
え、軟骨の水分量も増えますが、まだ自覚症状はありません。
しかし、修復能力を超えて摩耗が進むと、いわゆるＯ脚やＸ脚とい
った形に変わっていったり、足を曲げ伸ばしするときに痛みを感じ
るようになります。
更に、軟骨の水分保持力が低下すると、軟骨の弾力も失われてゆき、
膝を曲げることが困難になってきます。
そうすると、滑液と言われる潤滑油が大量に分泌されて、腫れたり、
熱をもったりする関節水腫を起こすこともあります。
いわゆる「膝に水がたまる」と言われている状態です。
そして、とうとう軟骨が骨同士の接触を防ぎきれなくなったときに
は、痛みが増し、正座もできなくなってしまいます。
そうなると、今度は骨同士がぶつかることで、骨そのものが変形し
始めることになり、関節の安定性がなくなるので歩くと状態が揺れ
たり、足を引きずったりするようになります。
当然、激しい痛みも１日中続くことになって行きます。
これらの症状のいずれかに該当しているような場合は、今すぐにも
適切な対応をとらなければ、間違いなく次の段階へと進んでいくこ
とになります。
２．関節の軟骨を蘇らせるには
少し前までは、膝関節痛と言えば、グルコサミンやコンドロイチン
というのが代名詞のように使われていました。
しかし、これらの成分はプロテオグリカンというタンパク質の構成
成分の１つでしかなかったのです。
それなら、なぜ初めからプロテオグリカンでなかったのかというと、
少し前までは、プロテオグリカンは１ｇで３０００万円とも言われ
た高額成分で、とても庶民の治療薬として使用できるものでもなか
ったことから、その構成成分の１つである、グルコサミンやコンド
ロイチンが代役で使われていたということになります。
ところが、近年、技術の進歩が鮭の鼻軟骨から高純度のプロテオグ
リカンを抽出することに成功したことで、その価格も一気に庶民レ
ベルに落ち着き、関節や美容の分野でも広く活用されることになっ
たのです。
では、プロテオグリカンさえ補充できればと考えたいところですが、
実は、軟骨の成分は、水分を除くと、その９０％は非変性Ⅱ型コラ
ーゲンとプロテオグリカンで占められていて、そのうちの８０％以
上が非変成Ⅱ型コラーゲンなのです。
なので、関節痛の改善には、この非変性Ⅱ型コラーゲンとプロテオ
グリカン、そしてもうひとつヒアルロン酸を補充する必要があるの
です。
ここまでで、どことなく安心したり、不安になったり、落ち着かな
い心境だったと思いますが、いよいよ最後にスッキリした気持ちに
なっていただきます。（笑）
ここで説明している関節の痛みと対処法に９５％ほど対応できると
思われる軟骨の主成分をすべて含んだ「プロテウォーク」をご紹介
しておきますので、必要な時がきたら思い出してみて下さい。
