１．手荒れのタイプと原因

手荒れには、湿疹やかゆみを伴うアレルギータイプと乾燥・ひび割
れによる痛みを伴う非アレルギータイプの２種類があります。
 
アレルギータイプというのは、手の表面に着いた物質による刺激や
アレルギーによる皮膚の炎症で、美容師の毛染め、作業員のゴム手
袋、消毒薬など仕事上の関係で見られることが多く、原因がハッキ
リしている場合は「接触皮膚炎」、特定できない場合は「手湿疹」
ということになります。
 
　　　　　
 
非アレルギータイプというのは、合成洗剤やシャンプー、石鹸など
日常生活で使うものが主な原因で、手が本来持っているバリア機能
を超えて多く接触を繰り返すことで起こる手荒れです。手のひらに
は皮脂膜がないため、乾燥してひび割れを起こしやすくなります。
 
これらの手荒れを予防するには、原因が特定できる場合は、当然で
すが原因物質に触れないようにすることです。
 
ナイロンの手袋を使用するといったことになると思いますが、本来
は天然というのは人体に馴染みやすいものですが、手袋に関しては
天然ゴム性のものにはラテックスという成分が含まれていて、この
成分が全身アレルギーやかぶれの原因になることも多いので、使用
は避けるのが無難です。
 
また、手荒れは一度起こると、その後も同じ刺激による同様の手荒
れが起こりやすいということで、継続性のある悩みになってしまう
可能性が高いということになります。
 
最近は「主婦湿疹」などと言われるように、一般的には家事をする
頻度の多い女性によく起こるようですが、これは肌の強い弱いなど
年齢・性別というよりは、個人差の問題が大きいようです。
 

２．手荒れを防ぐには

最速で手荒れを防ぐには、刺激やアレルギー源に近づかないことで
すが、食器洗いをはじめ水仕事は何もしないということは現実では
不可能な問題です。
 
そこで、予防とケアを並行して行うことになる訳ですが、従来は、
荒れた部分に薬を塗る、水仕事には手袋をはめるという程度のこと
しかできませんでした。
 
しかし、最近「スキンプロテクトクリーム」という、手荒れ予防の
新兵器が出現しました。（笑）
 
　　
 
手に塗ると、角質層に浸透し、保護膜を作って、手荒れの原因とな
る外的刺激をブロックしてしまうというんですね。
 
この保護膜というのが、水、お湯、洗剤などでは壊れず、ベタつか
ず、手荒れの原因を寄せ付けないだけではなく、仕事の邪魔になら
ず、食材の味を変えるようなこともないので、まったく自然の状態
で作業ができてしまうんです。
 
しかも、この保護膜を取り除くのが新陳代謝ということで、塗って
から３～４時間後には自然に取れていくということなんですね。
 
長時間作業をする人は、この辺の時間を目安に塗り直しが必要にな
りますが、普通の家事レベルなら一度塗るだけで十分ということに
なります。
 
　　　　
 
気になるお値段も、一般的な使い捨てナイロン手袋とほとんど変わ
りませんし、使い勝手では圧倒的なメリットがあります。
 
手荒れで悩んでいる人にはシンプルにおすすめできる、シンプルな
手荒れ予防クリームです。