黒い虫のようなものが見えたら「飛蚊症」のサインかも!

黒い虫のようなものが見えたら「飛蚊症」のサインかも!

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飛蚊症の症状と原因

白内障などの目の病気に比べて知名度では少しマイナーな感じがしますが、中高年に起こ
る目の障害で最も多くみられるのが「飛蚊症」と言われています。

もちろん中高年に限った訳ではなく、20代でも症状が出る人もいますが、何かを見てい
ると黒い虫のようなものが動いて見えたり、視線を動かすと追いかけてきたりします。

気になって人に聞いてみると、「飛蚊症は単なる老化現象だから心配ない」という人がい
たり、「網膜剥離などの疑いがある」などと心配するような人もいます。

実際は、どちらが正しいかと言うより、「まったく心配のないもの」と「何らかの病気の
前兆である」場合などさまざまですので、楽観視するのも、心配しすぎるのも、よくあり
ません。

なので、まずは「飛蚊症」の症状と原因について知っておくことが大切です。

私達の「眼球」のなかには、硝子体というゼリー状の物質が詰まっているのですが、加齢
とともに液状体部分が増えて、硝子体が収縮していきます。すると一部が目の奥にある網
膜から剥がれて、その硝子体の影が網膜に映ったものが飛蚊症と呼ばれているもので、こ
のタイプが飛蚊症の原因のなかで最も多いと言われています。

          

つまり、このようにして起こる飛蚊症が老化現象によるもので、飛蚊症そのものは元にも
どることはありませんが、剥離した硝子体は次第に移動していくので、やがて気にならな
くなっていきます。これが「老化現象なので心配ない」とするところで、実際それほど心
配するようなことでもありません。

しかし、その硝子体が剥離するときに、1割前後の人が「網膜裂孔(もうまくれっこう)」
という状態になり、放置すると硝子体が入り込み「網膜剥離」へと進むこともあるのです。

視野の一部が欠けたり、ゆがんで見えたりするときは、もうすでに網膜剥離を起こしてい
る可能性が高いので、すぐに眼科医で受診する必要があります。

飛蚊症を予防する

飛蚊症も老化現象の1つと捉えると、いくら予防しても、完全に阻止することはできませ
んが、お肌の手入れで老化を遅らせることができるように、目も必要なものを補填するこ
とで老化を遅らせることはできます。

ホウレン草やブロッコリーなどに含まれる「ルテイン」や「アスタキサンチン」がそれで、
網膜の活性酸素取り除いたり、有毒な青色光を吸収して網膜の細胞を守っています。

         

しかし、これらの成分は加齢とともに減少しますが体内で作ることができませんので、サ
プリメントなどで補う必要があり、日本眼科学会でも加齢黄斑変性発症予防のために、ビ
タミン類とともにルテインやアスタキサンチンのサプリメントの摂取を推奨しています。

日本では、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンの方が有名ですが、これは第二次
世界大戦中にイギリス空軍のブルーベリーが好きなパイロットが薄暗い中でも対象物を認
識できるということから出た逸話で、実際はレーダーの性能を敵国ドイツに知られないよ
うにするための方便だったと言われています。

事実、当時も夜間視力に効果があったのはカロチンの方で、アントシアニンも抗酸化作用
はあるものの視力との間に医学的な根拠は証明されていません。


 

 

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