「めまい」も身体の老化?最近増えている良性発作性頭位めまい症とは

「めまい」も身体の老化?最近増えている良性発作性頭位めまい症とは

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良性発作性頭位めまい症とは

めまいと言えば女性に多いことで知られていますが、以前は耳が突然聞こえな
くなる「突発性難聴」や「メニエール病」が原因とされることが多く、メニエ
ール病は、若い女性がストレスでめまいを起こす病気、とも言われていたこと
からそのように考えられているところがあります。

しかし、最近はメニエール病によるめまいは全体の5%程度で、最も多いめま
いの原因は「良性発作性頭位めまい症」と言われています。

良性発作性頭位めまい症というのは、耳の奥にある体のバランスをつかさどる
三半規管と耳石器のうち、耳石器の耳石が剥がれて起こるめまいで、寝返りを
したときや、お辞儀をして下を向いたり、青空を見ようと上を向いたりした時
など、頭を動かすと「めまい」を感じる病気です。

               

一般的には体の老化が原因とされていて、60歳以上の女性に多いのですが、
女子サッカーの澤穂希選手もこのめまいに悩まされていたといいますから、サ
ッカーのようにわかりやすい理由でなくても、単純に高齢者の病気という訳で
もありません。

耳石は頭部を打撲すると剥がれ落ちることがありますが、加齢とともに剥がれ
落ちやすくなるため、高齢者にこのめまいが増えているのです。増えていると
いうより、高齢化社会になったため患者数が増えたということかも知れません。

で、その「めまい」とは、剥がれ落ちた耳石が半規管に入り込んで、頭を動か
した時に一緒に動くと、リンパの流れに乱れが生じ、めまいを感じるのですが
しばらくすると治まる種類のもので、特別治療をしなくても数日から2週間程
度で回復することが多いとされています。

更に、同じく高齢者に多いとされているのが、加齢によるふらつき(加齢性平
衡障害)で、これは筋肉や骨など全身の平衡機能の衰えによるめまいで、人間
は30歳を過ぎると毎年少しずつ筋肉が減り、平衡感覚のバランスが崩れると
ふらつき、めまいを感じることになります。

          

一般的には、高齢者ということになっていますが、ダイエットなどでもともと
筋肉量に問題のある人は、比較的若い年代でもこのような症状が起こります。

「めまい」を改善する方法

脳梗塞や脳腫瘍といった病気の症状でない場合は、大半は耳に原因があるので
すが、ときには「前庭性片頭痛」と言われるメニエール病に似た病気もありま
すし、めまいの原因がよく分からないこと自体がストレスになってめまいを引
き起こしていることもあります。

また、めまいと同じく原因のよくわからない耳鳴りがすることもあります。

脳に異常がなく、耳鼻科を受診しても改善しないときは、意外かも知れません
が、セルフケアが役に立ちます。

つまり、老化している筋力の強化、精神的な不安やストレスを解消することで、
その方法として最も簡単なのがウォ―キングです。そして、めまいがするとき
は、めまいの方向に頭を動かすことで耳石を移動させるという方法です。

とても基本的すぎてバカにしがちですが、これが不思議と効果があるんですね。

次に、めまいの原因となる「小脳」と「三半規管」のトレーニングをして、衰
えた機能を回復させるのですが、これもとても簡単な方法があります。

          

利き手を前方に突きだし親指を上に立てます。(親指の爪が目の前にくる形)
そのまま頭を動かさず前方に突きだした手を左右に30度くらい移動させて、
親指の爪を目で追います。目が追いつきにくい場合は小脳の機能低下があると
考えられます。

次に、手はそのままで、親指の爪から目を離さないように、首を左右に30度
ほど移動させます。目が爪から外れやすい場合は三半規管の機能が低下してい
ることが考えられます。

朝晩この運動を10~20回繰り返すことで、徐々に機能が回復する効果があ
りますので、ぜひやってみて下さい。

どちらも無料でできる超簡単トレーニングですので、やってみても損のないと
ころです。めまいに悩む人はぜひトライしてみて下さい。



 

 

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