抗酸化作用はブドウ並み?生活習慣病、乾燥肌にもビワの葉がおすすめ

抗酸化作用はブドウ並み?生活習慣病、乾燥肌にもビワの葉がおすすめ

《本ページはプロモーションが含まれています》

漢方処方に使われるビワの葉

仏教の経典では「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」という名で紹介されている
ビワの木にはさまざまな薬効があることをご存知でしょうか?

中国では「ビワには病人が寄ってくる縁起の悪い木」と言われるほど、ビワの
木のあるところに病人がその「葉」を求めて列をなしたと言われています。

また、ビワの木は乾燥させると強度が増して、杖として使うと丈夫で長持ちす
るところから「長寿杖」と呼ばれる縁起物としても重宝されているんです。

しかも、種を蒔くだけ簡単に成長して年中大きな葉を茂らせるとても生命力の
ある植物としても有名なんですね。

        

ビワとはバラ科の常緑高木で、日本でも温暖な地域で栽培されていますが、そ
の葉の形状が琵琶に似ているところからビワと呼ばれるようになったとか、中
国では「枇杷葉(びわよう)」という生薬名があるところからビワと呼ばれる
ようになったとか言われています。

薬用として使われるのは主に「葉」と「果実」ですが、ビワの葉は咳を鎮めた
り、痰を取り除いたり、胃を保護したりする作用があり、果実にも同じ効能が
あると言われますが、最近の研究では、皮膚の粘膜や健康維持に役立つビタミ
ンAや抗酸化作用も含まれていることが判明していて、そのポリフェノールの
含有量はブドウ並みと言われているんです。

ということは、動脈硬化などの生活習慣病やガンの予防にも寄与する可能性が
あるということになるんですね。

日本人とビワの葉の歴史は古く、弥生時代にまでさかのぼります。奈良時代に
中国の鑑真和尚により「ビワ葉療法」が伝えられ、仏教医学の1つとして広ま
ったと言われています。食あたり、夏バテ、日射病などを予防する飲み薬とし
て庶民に親しまれることになったのですが、同時に皮膚炎の治療や美容の入浴
剤のような役割もしていたようで、その流れが現代医療にも継承されて、一部
の病院や医療施設でもビワの葉療法が取り入れられています。

      

現代のビワの葉の使われ方

鍼灸院や接骨院で「ビワの葉の温灸」として利用されているのをご存知でしょ
うか?これは昭和の初めに大阪大学の安田博士が動物実験で、ビワの葉を煮出
して塗布したところ、血液がアルカリ性に浄化され内臓などの諸機能の改善が
なされたという事実に基づくものです。

また、ビワの葉に含まれる「ウルソール酸」は、骨密度の低下を抑制する効果
があることが明らかにになり、温灸効果への期待が高まっています。

そして、ビワの葉をお茶の代わりに飲むと脂肪を分解する作用もあると言われ、
生活習慣病の予防としても近年注目されているのがビワの葉療法です。

              

咳止めや喘息に活用されるのは、今も昔も変わりませんが、これほどの長期に
わって利用されていることからも、その効果はかなりのものであることを窺い
知ることができますね。

更に、最近では、ビワの葉とアルコールで作られた「ビワの葉エキス」といわ
れるものは、殺菌、消毒、鎮痛効果があるとされ、口内炎や乾燥肌にもその効
果が期待されています。

ただ、ガンの予防に効果があるという話は、どうやら幻に終わったようで、ビ
ワの葉に含まれる「アミグダリン(ビタミンB17)」という成分がガンに効
くと期待されましたが、ガン細胞に直接作用された場合はその効果が認められ
るも、口から摂取しただけではガンに対する効果は認められないという結論が
出ていますので、どこかで「ガン予防」という噂を知ってビワの葉を活用しよ
うと思っている人は、あまり効果は期待できませんので、前述のそれ以外の効
果に期待する人におすすめです。

         

将来の健康を願ってビワ葉に興味を持たれた人には、ビワの葉を凝縮して、そ
の中でも加水分解されるとシアン化水素を発生するという危険性のあるアミグ
ダリンは除外したサプリメントがありますので、そちらをおすすめしたいと思
います。 ガンに効果があると信じられていた頃には、アミグダリンの毒性に
ついてはあまり触れられることもありませんでした。

もちろん、アミグダリンはそのままでは毒になりませんが、加水分解されると
シアン化水素という猛毒が発生します。そのため初めから除外しているという
良心的な製造方法もおすすめ理由の大きなポイントです。

びわ丸

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク