足の親指が内側にくの字に曲がる外反母趾の原因と改善方法

足の親指が内側にくの字に曲がる外反母趾の原因と改善方法

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1.外反母趾に多い原因

足の親指の付け根の関節が靴に当たって炎症が起きたり、痛みを感じている人は外反母趾
であることが多いようです。普段はしっかり見ることが少ない足の指ですが、入浴時など
によく見てみると、親指がとなりの指に向かって曲がっているような場合は要注意です。
曲がる角度が20度以上ある場合に外反母趾と診断されますが、見た目の美しさを優先す
るような先が細く、かかとが高い靴を履く女性に多く見られる傾向があります。

先が細い靴は、親指を内側に圧迫しますのでわかりやすいと思いますが、かかとが高くて
足が先端方向にすべり落ちることで、親指を支えている靭帯が緩むため内側に曲がりやす
くなってしまう上に、体重も指先にかかった状態になるため外反母趾になりやすいという
ことなのです。特に親指が他の指より長い足のタイプの人が影響を受けやすいようです。

ただ、指の屈折角度が20度以下であっても、炎症が起きたり、痛みを感じるようなら、
それはすでに治療が必要なレベルですので、すぐに何らかの対策を考える必要があります。
放置して重症化すると「亜脱臼」という親指が回転した状態になってしまいます。

最終的には、手術で親指の付け根にある骨(中足骨)を程度に合わせて切るという方法に
なりますが、早期に気付き正しく対処すれば、手術をすることなく症状を改善させること
も可能ですので、例え痛みや炎症が見られなくても、足の親指の状態がおかしいと感じた
ら、保存療法を実践してみると良いでしょう。

2.外反母趾の保存療法

外反母趾の保存療法としては、靴の選び方、足の指の動かし方、装具を着けるというのが
基本です。靴は外反母趾の原因になるタイプと逆のもの、先が細くなく、かかとが高くな
いことが基本で、さらに足が靴の中ですべって前にズレない、指先を動かせるユトリのあ
るタイプのものを選ぶようにしましょう。仕事上、どうしてもハイヒールなどを履かなけ
ればならない人は、できるだけ履く時間を少なくするようにして下さい。

次に、靴を履いているときでも、可能なら「足の指のグーパー運動」をするようにしまし
ょう。すべての指を曲げ、すべての指を開くだけの運動ですが、大切なポイントは、パー
の状態では「親指が開いている」ことです。関節を柔らかくすることと親指を支えている
母趾外転筋の強化に効果的とされる運動で、軽度の外反母趾や外反母趾予防に役に立つと
言われています。ただし、症状が悪化してグーパー運動ができないような場合があります
が、そのようなときでも「親指をつかんで外側に伸ばすストレッチ」から始めることで、
関節を柔らかくするような効果が期待できます。あきらめず継続してみましょう。

装具としては、主に痛みがある場合に装着することになると思いますが、トースブレッダ
ーやサポーター、足底挿板などがよく使われています。私は、外反母趾の痛み軽減と筋力
強化、姿勢バランスの崩れの総合的な改善から外反母趾予防に人気のある外反母趾ガード
がおすすめアイテムです。興味があれば試してみて下さい。





 

 

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