膝関節痛の改善には軟骨成分より筋肉バランスを整える

膝関節痛の改善には軟骨成分より筋肉バランスを整える

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1.関節痛の原因とは

関節痛と言えば、膝関節がよく知られていますが、他にも腰や肘、肩など、いろいろなと
ころにあり、それぞれに痛みを感じている人がたくさんいます。ここでは、関節痛の代表
的な膝関節痛について述べていきますが、多少の違いはあっても、それぞれの関節痛にも
共通していますので参考にしてみて下さい。

             

膝の関節が痛むと言えば、変形性膝関節症と診断されることが多いですが、これは膝関節
の軟骨がすり減って、関節が変形する疾患です。そこで、膝の痛みは軟骨がすり減ったた
めに生じているというのが一般的に知られている膝関節痛です。

たしかに、関節には大きな力がかかっていて、その分、軟骨も減りやすく、痛みも生じる
と考えたくなりますが、実は軟骨そのものは痛みを感じることはありませんし、本来、関
節にかかる負荷は筋肉が受け止めているのです。ところが、その筋肉が弱ってくることで、
骨と筋肉を接合する「腱」や骨と骨をつなぐ「靭帯」に負荷がかかることになり、関節に
炎症が起きることが膝関節の痛みということなのです。

なので、膝関節に痛みがある人はもちろんですが、関節痛の予防としては、関節周りの筋
肉を鍛えることが効果的ということになります。

実際、私も以前に肘の関節が痛くて、夜も眠れないような痛みに半年間も苦しんだことが
あります。もともとが体育会系だったので、一般の人よりはすべての筋肉が強化されてい
たためだと思いますが、鎮痛剤を飲んでもサッパリ効果がなく困っていたところ、今度は
胸のあたりもシクシク痛み始めました。学生時代にもそのような経験をしたことが有った
ので、応急処置として腕立て伏せなどで上半身の筋肉を鍛え直したところ、あれほど痛か
った肘の痛みも、わずか数日でなくなり、すっかり消えてしまいました。

つまり、関節の痛みは、その周辺の筋肉が退化したために起こるということを身をもって
経験しました。また、同時期に膝の関節も階段を降りるときはグラつくような感じがして、
ときどき痛みも出ていましたが、その後、全面的に筋力強化を始めてからは、膝もまった
く違和感がなくなり、痛みも起きなくなって10数年間にわたり健全です。

今、現在、膝に不安のある人は、まずは筋肉を鍛えてみましょう。

2.膝関節の筋肉強化法

関節を支える筋肉といっても1つだけではありません。膝の筋肉も同じで、いくつかの筋
肉が相互に協力し合って関節を支えています。そこで、筋力が落ちたからと言って、やみ
くもに筋肉を鍛えてみても、あまり効果は期待できません。関節痛が起きる場合は、筋力
が落ちたことより、筋力のバランスが崩れたことによる影響が大きいのです。

つまり、3つの筋肉が作用していたとして、日頃使わない1つの筋力が低下したとしたら、
それにより残りの筋肉の負担が増えることになります。つまり、その余分にかかる負荷が
他の筋肉をオーバーワークにしてしまい疲弊させてしまいます。結果として、膝関節の負
担になり、炎症や痛みの原因になってしまうのです。

           

なので、膝関節痛(関節痛)の場合は、部分的な筋トレなどをするより、周辺の筋肉が均
等に鍛えられるような方法で、筋力のアンバランスをなくす方向ですすめる必要がありま
す。膝関節の場合は、余計に難しく感じるかも知れませんが、足につけて歩くだけで、そ
のような目的が達成できる便利な器具も加発されていますので、それを利用すると意外に
簡単かも知れません。

関節痛(膝関節痛)と言えば、軟骨成分ばかりが目立ちますが、グルコサミンやプロテオ
グリカンといった軟骨成分を飲んでも、あまり目立った効果が出ていないようなら、一度
筋力トレーニングにより、筋力バランスを整えてみてはいかがでしょうか。その方法もち
ょっとした器具を足の指にはめるだけですから、誰にでもできます。


 

 

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