原因不明の関節痛は加齢のせい?関節が痛む原因と対処法

原因不明の関節痛は加齢のせい?関節が痛む原因と対処法

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1.関節が痛む原因

高齢になると、体を動かすと全身あちこちの関節に痛みを感じる人が多くなりますが、ほ
とんどの人は加齢のせいとあきらめているようなところがあります。

             

それほど深刻な痛みでない場合は、その原因まで知ろうとする人も少ないですが、関節に
痛みがあるということは、何らかの原因があるはずですので、深刻度は別にしても痛みの
原因を知っておくことは大切です。

関節痛には2種類あり、炎症をともなう(関節炎)ケースと炎症をともなわないケースで
す。炎症をともなう場合は、痛みだけではなく、患部が腫れたり変色したりするため、漠
然とした原因も理解できることが多いですが、関節に破壊的なダメージを受けていること
も多いため、迅速な診断・対応が必要になります。その代表的なものに「関節リウマチ」
「化膿性関節炎」「痛風」などがあります。

炎症をともなわない場合は、いわゆる原因不明というタイプですが、腫れたり変色するこ
ともなく、血液検査をしても炎症反応もないため、神経や筋肉の痛みによるものと考えら
れています。なので直接関節がダメージを受けるという可能性も少ないと思われますが、
中高年者の場合は、線維筋痛症(筋肉がこわばることが原因で発症)や変形性関節炎(関
節の老化による症状)であることが多いので、痛みが無視できなくなってきたら早めに診
察を受けるようにしましょう。

2.関節痛の予防法

関節が痛む大きな要因のひとつが、関節を支える筋力不足や筋力のバランスの崩れです。
なので、適度な運動を通して筋力を鍛えることが関節痛を予防するための有効な方法と言
われています。筋肉のバランスを整え、柔軟性を増す方法としておすすめなのがストレッ
チです。筋肉がバランスよく、しなやかになることで、関節痛の予防になるだけではなく、
痛みそのものの発症を予防することにもなるのです。

           

同時に姿勢を正して、関節に余計な負担をかけないようにしたり、体重をコントロールす
ることも関節痛を予防する重要なファクターと言われています。思い当たるところのある
人は、できるだけ修正する意識を持つようにして下さい。

次に、冷えは万病の元と言われますが、関節も冷えると痛みが生じやすいことで知られて
います。なので、日頃から体を冷やさないように(特に夏の冷房中)注意し、入浴も湯舟
に浸かってしっかり温まることが大切です。

痛みが強いときは、いわゆる「痛み止め」と呼ばれる消炎鎮痛剤を服用する人も多いと思
いますが、この種の薬は必要最小限にとどめるようにして、できれば生薬成分により痛み
の起こしにくい体質に変えていくというタイプのものをおすすめします。

また、朝起きたときに指の関節が動かしにくい「朝のこわばり」症状が見られる場合は、
関節リウマチの初期症状であることもよくありますので、特に手の指の第2・第3関節に
異変を感じたら(こわばりが15分以上続くなど)できるだけ早めに病院で診察を受ける
ようにしましょう。リウマチは発症後2年以内(特に6カ月以内)の治療が重要と言われ
ていますので、関節痛が見られたときには、常にリウマチについても意識するようにする
ことで早期発見につなげるようにして下さい。


 

 

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