突然起こるギックリ腰(急性腰痛症)の原因と予防法

突然起こるギックリ腰(急性腰痛症)の原因と予防法

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1.ギックリ腰の原因

ギックリ腰という名称があまりにも有名で、正式名である急性腰痛症と言われてもピンと
こない人の方が多いかも知れません。重い物を持ち上げたりしたときに、突然腰が痛くな
り、回復するまでに約4週間ほどかかるような腰痛のことを言います。

解りやすく、重い物を持ち上げたときとしましたが、特に重い物を持ち上げたときだけで
はなく、実際には、くしゃみをしたり、椅子に腰かけて横にあるものを取ろうとしたとき
や軽くバットの素振りをしただけといった、日常の何気ない動作ででも、誰にでも起こる
のがギックリ腰なのです。

             

だからと言って、その症状は決して軽くなく、経験した人でなければ分からないほど辛い
もので、ほとんどの人は激痛に顔を歪め、その場にうずくまってしまうような痛みに突然
襲われるのです。

ギックリ腰は、腰の捻挫とも言われるように、腰を支える靭帯や筋肉が急な負荷により断
裂して神経を刺激することで痛みを感じることになりますが、実は、痛みの原因はそれだ
けではありません。腰の中央に位置する椎骨の関節や関節包、軟骨(椎間板)なども傷つ
くことで、神経を圧迫することが痛みの原因となります。つまり、腰周辺に起こる複数の
痛みが合わさることで、強い痛みを感じることになるのです。

特に、加齢や運動不足により、腰を支える筋肉が弱くなって、腹筋と背筋のバランスが崩
れていたり、椎骨の関節や椎間板に変形が見られるような場合は、ギックリ腰を起こしや
すく、症状もひどくなる傾向にありますので、日頃から注意しておくことが大切なのです。

2.ギックリ腰の予防

ギックリ腰が起きて動き回れる人はいないと思いますが、まずは横向きに寝たり、腰を丸
めたりして、できるだけ楽に感じる姿勢で安静を保つようにします。このときによくやる
間違いが、素人マッサージなどで症状を悪化させてしまうことです。病院でマッサージ治
療をしているところもありますが、それは専門家が専門知識に基づいて行なうもので、自
己流で患部を揉みまくっても決して良い結果は期待できません。

また、湿布薬で痛みを和らげようとしたくなりますが、この場合も炎症による痛みの場合
は冷湿布になりますが、冷やすか温めるかは判断が難しいところですので、最初のうちは
風呂で温めたりせず、様子を見ながら、少し痛みが落ち着いてきたところで、冷湿布か温
湿布か自分が心地よく感じる方を使うようにしましょう。

数日して痛みが少し和らいできたら、痛みの具合を見ながら、無理をせず、少しずつ家の
中で動くようにして行きましょう。また、強い痛みが引いてきたら、お風呂で温めること
です。血行がよくなり、靭帯や筋肉の回復も早くなります。

つまるところ、ギックリ腰は、加齢や運動不足による筋力の低下、腰椎の変形などが原因
になりますので、まずは運動をして腹筋や背筋を鍛えたり、ストレッチ運動などで筋肉や
靭帯を柔軟に保つようにすることです。

何をどうすれば良いかわからないという人には、足の指に着けて生活するだけで、姿勢を
矯正しながら筋力が強化できるという足指パッドがおすすめです。

また、ギックリ腰は、腰だけを倒す動作で起こることが多いので、物を持ち上げたり、顔
を洗ったりするときにも、軽く膝を曲げるようにすることで、腰にかかる負担が軽減され
ギックリ腰を予防することになります。

           

ときどき、何か行動を起こす前の準備運動として、腰をひねったり、伸びをしたりしてい
る人を見かけますが、いきなりこのような動きをすること自体がギックリ腰を引き起こす
ことになったりしますので、なるべく控えるようにしましょう。


 

 

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