ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因・症状と予防・改善方法

ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因・症状と予防・改善方法

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1.ぎっくり腰の原因と症状

ぎっくり腰とは急に起こる腰の激痛のことを言います。医学的には「急性腰痛症」といい
ますが、腰周辺に突然激しい痛みが襲い、姿勢を保つことすら難しい状態になります。

その原因は、腰を支える筋肉や関節組織の炎症によるとされていますが、原因がハッキリ
していないことも多く、一般的には、老化・姿勢の悪さ・腰の関節のずれ・椎間板や腱、
靭帯の損傷などが原因として考えられています。

             

症状としては、日常生活もままならないほどの激しい痛みということから、よく重い荷物
を持つといった腰に大きな負担がかかる作業が原因と考えられていることが多いですが、
実は、何もしていなくても立ち上がろうとしたり、くしゃみをしただけでもぎっくり腰に
なることがあるのです。腰に大きな負担がかかると予想できるときには、それなりに体の
準備もできているため、むしろ起こりにくいのですが、案外、日常的に行っている些細な
動作で起こることがよくあります。

痛みは1か月以内に治まることが多いですが、この場合を「急性腰痛症」と呼んでいます。
ぎっくり腰とは、この急性期の腰痛の総称で、単純に腰の捻挫的なもので1週間程度で改
善されるものから、「ぎっくり腰=腰椎椎間板ヘルニア」と考えている人も多いように、
椎間板から髄核がとび出して神経を圧迫することで起きる痛みが、解消するまでに1か月
程度かかるとされる腰椎椎間板ヘルニアまでさまざまです。

2.ぎっくり腰の改善と予防

ぎっくり腰になったら、まずは腰の痛みをできるだけ早く解消できるような対処の仕方を
する必要がありますが、同時に痛みの原因になっている根本的な知識を深め、腰に負担を
かけている要因を少なくするように努める必要があります。その場しのぎの対処では再発
をくりかえしてしまうことになります。

ぎっくり腰をくりかえしている人は、体の柔軟性が悪く、そもそも筋肉を鍛えたり、体を
動かすことを苦手としている人に多い傾向があります。

まずは、この2点に絞って考えてみましょう。ぎっくり腰の治療としては、患部の炎症を
いかに早く解消するかです。そこで、「やってしまった」と思ったときは、すぐに「冷や
す」ことです。ときどき「冷湿布」か「温湿布」か迷っている人もいますが、炎症を鎮め
るときは「冷湿布」です。できれば患部のアイシングなどでしっかり冷やすようにしまし
ょう。まちがっても風呂で温めるというようなことをしてはいけません。血行が良くなっ
て炎症が助長され、より激しい痛みに襲われることになります。

           

冷湿布により、やがて「鋭い痛み」から「鈍い痛み」に変化してくる時期を待って温める
ようにするのが効果的な対処法です。また、消炎鎮痛剤として有名なロキソニンやボルタ
レンも炎症を抑えるためには有効です。手元にあればそれも活用しましょう。

たまに、マッサージや整体などを勧める人もいますが、それはぎっくり腰が治ってからの
ことで、急性期にはあまりおすすめできません。運動をすることも同じで、痛みが治まっ
てから、少しずつ慣らしていくようにするのが基本です。運動やストレッチは再発予防の
意味からもおすすめです。運動が苦手という人には、足指に着けて歩くだけで効果的に筋
力アップが期待できるという筋トレパッドを試してみると良いかも知れません。


 

 

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