若者の足は高齢者より弱い?冷え症・肩こり・腰痛の原因は浮き指かも

若者の足は高齢者より弱い?冷え症・肩こり・腰痛の原因は浮き指かも

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浮き指という足の指の異常

長期間にわたって「肩こり」や「腰痛」に悩まされている人は、一度自分の足の指に注目
してみる必要があるかも知れません。と言っても、自分の足を上から眺めただけで「まっ
すぐで美しいから大丈夫」と思ってはいけません。特に痛みもなく、見た目も問題ないよ
うな足にも異常があることが多いのです。

あなたは、立ったり歩いたりしたときに足の指が地面に着いていますか?実は、女性の3
人に1人、男性の2人に1人が「浮き指」という足の指が宙に浮いたままで歩いていると
言われていて、原因のハッキリしない肩こり、腰痛、膝の痛み、体調不良などの原因にな
っていると言われています。

           

よく耳にする「外反母趾」というのは、親指が小指側に15度以上曲がっている状態の指
の異常をいいますが、「浮き指」というのは親指が甲側に90度以上曲がったり反ってし
まう状態の異常のことを言います。そして、これらを合わせると、女性の約80%、男性
の約60%が足の裏に異常があり、それに起因する腰や首の痛み、自律神経失調症、下半
身太りなどで悩んでいる人が多くいるということなんです。

そもそも、人間は四足歩行から二足歩行へ、素足から下駄・靴へと進化してきました。つ
まり初期の頃は足指で身体を支えて歩いていたのです。しかし、靴が普及すると、靴の中
では指が浮いてしまう状態になり、それによりさまざまな変調をきたすようになったと言
われています。そして、その症状は40代を境に、足のアーチ(土ふまず)の低下、剛性
の低下により一層悪化する傾向にあるのですが、現在の20代~30代の足のアーチ部分
の低下度が60~70代の平均値よりも低いというのです。

かつての日本人の足は、幅広・甲高・頑固と言われていましたが、それが幅狭・甲薄・軟
弱へと変化しているということになります。

浮き足の原因と改善方法

浮き足の原因は、サイズの合わない靴を履いているとか、運動不足であるとか、ほぼ後天
的なものなので自身で改善することも可能です。

まずは、足の親指を甲(上)の方へ向かって曲げてみて、90度以上曲がるようならまち
がいなく浮き指ですが、まだそこまではという人でも、足指の関節や付け根(足裏側)に
赤いタコができていたり、靴のかかと部分がすり減っているような場合は浮き指の疑いが
あります。

           

改善方法としては、まずは足のサイズに合った靴を履くということで、当然過ぎるくらい
当然の話ですが、最近は通販などで数字さえ合っていればという買い方をする人が多いの
で、浮き指である場合は、やはり靴屋さんで自分にピッタリ合うものを選ぶことをおすす
めしたいと思います。

女性のハイヒールは、直接「浮き指」の原因であるという根拠はありませんが、浮き指の
人にハイヒールはNGというのは、専門家の共通した意見であると覚えておきましょう。

次に、自分専用のインソールを作ってもらうという方法もありますが、おなじお金をかけ
るなら足の形を強制するグッズの方をおすすめしたいと思います。

そして、やはり足も鍛えなければなりません。足指じゃんけん、つま先立ち、ウオーキン
グなど、足指や足回りの筋肉を鍛える運動をしましょう。

浮き指は、病気というほどのものでもないので治療しなければならないというものでもあ
りませんが、放置すると膝や腰の痛み、肩こりなどの症状に悩まされることになりますし、
足先の冷えなどにも関係してきますので、自分でできる最低限のことはやってみる価値は
あると思います。


 

 

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