痛風の原因と発作の症状、生活習慣から始める予防方法

痛風の原因と発作の症状、生活習慣から始める予防方法

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1.痛風の原因と症状

風が吹くだけでも痛い病気として知られている「痛風」は、多くの人が一定の知識を持っ
ていますが、ある日、突然激痛に襲われるまで自分が痛風になるとは考えていないようで
す。つまり、何の前触れもなく、突然、足の親指が腫れて、歩くことすらできないほどの
激痛(痛風発作)に襲われ、数日間は歩くこともできないような状態が続きます。

しかし、一般的に、本人以外にあまり話題にならないのは、痛風患者の9割以上が男性で
あり、じっと苦しみに耐えている人が多いためと考えられています。なぜ、女性で痛風に
なる人が少ないのかと言えば、女性ホルモンの働きによるところが大きいと言われていま
す。痛風は体内の尿酸値が高くなることが原因で起こるとされていて、女性ホルモンには
その尿酸を排出する作用があるということなのです。しかし、女性であっても、女性ホル
モンの排出限界を越えて尿酸が体内に溜まると、やはり痛風を発症することになります。

では、尿酸とは何かと言うと、体内の細胞増殖などの際に生成されたプリン体が分解され
たときにできる物質ですが、干物や甲殻類、ビールなどの食品からも取り込まれます。普
通は尿酸ができても約80%が尿として、約20%は便や汗とともに排出されることにな
りますが、プリン体を含む食品の過剰摂取や腎機能の低下によっては血液中の尿酸が増加
します。この血液中の尿酸の濃度のことを尿酸値と言い、基準値より高い状態を「高尿酸
血症」といいます。この状態を放置すると、痛風や腎機能障害、腎臓・尿管結石などの病
気を引き起こす原因となるのです。

痛風の症状としては、風が吹いても痛いという名の通り、ある日、突然、足の親指(であ
ることが多い)が大きく腫れて激痛に襲われます。数日間は厳しい痛みが続きますが、そ
の痛みは不定期に起こることから「痛風発作」と呼ばれています。

1.痛風を予防するには

はじめから痛風になりやすい体質の人がいて、血縁者に尿酸値の高い人や痛風の人がいる
ようなことで、おおよその見当がつくと思いますが、そのような人は、遺伝的に痛風にな
りやすい体質であるということをまずは意識しておきましょう。

痛風予防でもっとも注意しなければいけないのが「食生活」です。その代表がプリン体を
多く含む食品の摂取を控えることです。プリン体は細胞の数が多い食品(肉や魚の内臓、
魚卵など)に多く含まれていて、それらを過剰に摂取すると尿酸値が上がることになりま
す。また、ビールもプリン体の含有量が多いことで知られていますが、アルコールそのも
のに尿酸値を上げる働きがありますので、痛風が心配ならビールだけ控えれば良いという
ことではなく、焼酎や日本酒なども同じように控える必要があります。

ときどき、鶏の卵はどうかと考えている人がいますが、確かに卵ですので心配かも知れま
せんが、プリン体は細胞の核の中に入っています。なので問題は細胞の数が多いかどうか
で決まります。鶏卵1個の大きさの白子やたらこには無数の細胞が詰まっていますが、鶏
卵は1つということになりますので、ほぼゼロということになります。

あと、利尿薬の一部には、尿酸の排出を妨げる働きをするものがありますので注意が必要
ですし、アスピリン系の痛み止めを痛風の痛み止めに使用しないことなども覚えておきた
いところです。

尿酸値を下げるためには、肥満の解消、尿をアルカリ性にする食品(野菜・海藻類など)
を含めバランスよく摂取することなどを心がけましょう。もうすでに尿酸値の高い人は
漢方薬を試してみるのもおすすめの方法です。





 

 

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