美容と健康に第7の栄養素フィトケミカル(ファイトケミカル)の意味

美容と健康に第7の栄養素フィトケミカル(ファイトケミカル)の意味

《本ページはプロモーションが含まれています》

フィトケミカルとは

最近、美容や健康の分野で取り上げられることが多くなったフィトケミカルとかファイト
ケミカルと呼ばれる第7の栄養素とは何か知っていますか?よくフィトケミカルとファイ
トケミカルの違いなどという質問もありますが、どちらも同じです。ここではフィトケミ
カルで統一します。

フィトというのはギリシャ語の「植物」のことで、フィトケミカルとは野菜や果物に含ま
れる化学成分の総称
ということになります。化学成分というのは、植物が紫外線や昆虫な
どから自分を守るために作り出す色素。香り、苦味、辛みなどの成分のことを言います。

その種類は1万種以上とも言われていますが、現在確認されているのは100種類程度に
過ぎません。しかし、5大栄養素と言われるタンパク質や脂質などの栄養素、第6の栄養
素と呼ばれる食物繊維に続く第7の栄養素とまで呼ばれている訳ですから、相当の効果・
効能があることは間違いありません。

では、その効果・効能というのは何かということですが、その代表的なものは抗酸化力
す。人間が生きるために酸素を利用してエネルギーを生成したりするときに活性酸素が生
まれます。活性というのはより不安定で、より強い酸化作用を持つということで、他の物
質と結合して酸化する働きを強めることになります。これが体の老化や生活習慣病などの
病気に関係しているため、美容や健康という分野では注目されている訳です。

           

余談ですが、「活性酸素=悪」と決めつける傾向にありますが、実は、私たちの体にウイ
ルスや細菌が侵入したときにそれを攻撃する白血球の武器(免疫力)でもあるのです。
さらに、体内で発生するガン細胞などを破壊して体を守ってくれているのも活性酸素なの
ですが、それも多すぎると、自らの細胞にもダメージを与えることになり、老化や病気の
原因にもなるということなのです。

もちろん、本来、人間の体内にも酸化を防止する機能はありますが、抗酸化物質を取り入
れることで、老化やさまざまな病気のリスクを低下させる期待からフィトケミカルが各方
面で注目されているのです。

有名なフィトケミカル

フィトケミカルという言葉は知らなくても、ポリフェノールやカロテノイド、サポニンな
どの名称は知っている人は多いと思います。

そんな中でも、抗酸化作用として知られているのがブルーベリーなどに含まれるアントシ
アニン、お茶などに含まれるカテキン、コーヒーに含まれるクロロゲンなどのポリフェノ
ール
で、もうすでに無意識のうちに摂取されている人も多いと思います。

この水に溶けやすい性質のポリフェノールに対して、脂溶性の抗酸化物質がカロテノイド
です。ニンジンなどに多く含まれるβカロテン、トマトに多く含まれるリコピン、ブロッ
コリーなどに多く含まれるルテインなど、主に美容関係で有名ですよね。

そして、健康分野で有名なのが、抗酸化作用と同時に血行や血流の促進、抗菌作用、解毒
作用などの効果があるとされるワサビなどに多く含まれるイソチオシアネートや玉ねぎな
どに多く含まれるシステインスルホキシドなど、硫黄を含み辛みや強い刺激臭を特徴とす
るフィトケミカルです。

また、生活習慣病予防などで最近よく話題になるのが大豆の渋み成分のサポニンで、血中
の脂質やコレステロールの低減に効果があると言われています。

             

日常生活でよく見聞きするのは大体このあたりだろうと思いますが、特に大きな目標がな
ければ、必須栄養素でもないので必ず摂取しなければならないというものでもなく、日常
飲むコーヒーやお茶レベルでも何ら問題はありません。

しかし、肌の劣化や生活習慣病のリスクを予防したいと思うなら、しっかりと計画的に摂
取する必要があります。摂取方法は、フィトケミカルは植物に含まれる化学物質なので、
当然のことながら必要な成分を含む植物性の食品を多く摂り入れることです。

とは言っても、そもそも植物が身を守るための成分ですから、大量に摂取するには厳しい
ものが多いのも事実です。となればサプリメントなどで摂取することになりますが、この
種のものは信頼できる会社が開発し、販売しているものを選ぶことをおすすめします。

紅珠漢

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク