スマホが原因?で増えるストレートネックの症状と改善法

スマホが原因?で増えるストレートネックの症状と改善法

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1.ストレートネックの原因と症状

近年、ストレートネックという言葉をよく聞くようになりましたが、別名「スマホ首」と
も言われることからも、その主な原因はスマホを使うときの姿勢にあることは明らかです。

スマホを使うときの姿勢は、現在では電車に乗っていても、歩いていても、どこででもす
ぐに見つけることができますので、一度、ストレートネックという視点でそのような人を
眺めてみて下さい。画面をのぞき込むようにうつむき、猫背になってスマートフォンを操
作している人がほとんどではないでしょうか?

             

そのような姿勢を長時間続けることで、本来はゆるやかに前弯しながら椎骨がつながって
いる頚椎(7つの椎骨がつながって構成されている首の骨)が、まっすぐになってしまっ
ている状態のことをストレートネックと呼んでいます。

まっすぐでも良いような気もしますが、重い頭を分散して支えるためには「ゆるやかに前
方にカーブしている」状態が好ましいのです。なので、ストレートネックになると、頭を
ささえるのが首だけではなく肩や背中にまで及んで負担がかかるため、肩こり、腕のしび
れといった症状が出るようになります。また、そのような状態が慢性化すると、頭痛・め
まい・吐き気・不眠などを引き起こすこともあるのです。

一般的には、ストレートネックの原因は「姿勢の悪さ」と言われていますので、スマホだ
けが原因ではありませんが、約5kgもある頭の重さを必要最低限の力で支えるには首の
骨が前弯して調整する必要があるのです。しかし、スマホ使用時の首のように、角度が約
60度倒れた状態では、首に27kgもの負担がかかっていると言われていて、その状態
を何時間も続けていることが多いスマ―トフォンがやはり一番の原因ということになるの
かも知れません。

2.ストレートネックの改善と予防

ストレートネックを改善するには、まずはスマートフォンの使用を控えることですが、他
にも、仕事を含む日常生活上での姿勢を正すことが大切です。もともと猫背を自覚してい
るような人は、特にその辺から意識して改めていく必要があります。

具体的には、立っているときも、座っているときも、耳・肩・腰の骨がまっすぐになるよ
うに意識することです。そして、パソコンやスマートフォンを使うときには、30分以上
同じ姿勢を続けないようにすることが大切です。

もちろんそれだけではストレートネックを緩和させることができませんので、肩甲骨や肩
・首のストレッチなども取り込むようにしましょう。肩甲骨をほぐすには、息を吐きなが
ら胸と首をそらし、左右の肩甲骨の間を狭めて筋肉も縮めるようにします。

             

猫背の改善には、両手を上げて、息を吐きながらゆっくりと背中をそらすような運動を5
~6回くりかえすようにしてみましょう。

また、肩や首の運動は、肩から首にかけての筋肉を伸ばすような運動をすることですが、
私はネックストレッチャーというものを使っています。個人的にはかなりおすすめ度の高
いアイテムだと思いますので、興味があればぜひ試してみて下さい。

どこか悪いところがあれば病院へ行くというのが日本人的発想と言われていますが、スト
レートネックでは整形外科へ行くことになるのでしょうか。そこでは神経系やヘルニアな
どの検査をしてくれますが、治療はストレートネックを治すものではなく、腕のしびれな
どの表面化している症状を治療してくれるだけです。なので、いずれにもしてもストレー
トネックそのものの改善・予防はセルフケアで行うことになるということを覚えておきま
しょう。


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