腰痛の原因は骨ではなく筋肉の炎症が多い、意外な予防法がある

腰痛の原因は骨ではなく筋肉の炎症が多い、意外な予防法がある

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1.腰痛の背景とは

デスクワーク中心の人は腰痛をかかえている人が多いと言われていますが、腰痛が起きる
と自身の骨や筋肉の衰えを考えて、そちらの方の対策を考えてしまう傾向にあります。

ただ、腰痛は「ヘルニア」や「すべり症」といった骨の異常による場合もありますが、多
くの場合は筋肉の炎症が原因と言われています。もちろん、その筋肉の炎症は加齢による
影響がない訳でもありませんが、胃腸など内臓の働きとも深く関係しています。ピンとこ
ないかも知れませんが、人間の体はどこかに不調が現れると、それをカバーするためにさ
まざまな対応をしようとします。

胃腸(内臓)の具合が悪くなると、筋肉や骨はそこを守ろうとして、背中側の筋肉が緊張
状態になります。筋肉というのは、前後・左右といった感じでバランスをとりながら支え
合っているものなので、背中の筋肉が緊張すると、同時に腹側の筋肉も緊張することにな
ります。そのようなときには、「うどん」や「おかゆ」など胃に負担の少ないものを食べ
ると良いのですが、いつも通りの脂っこいものや甘いものなど、自分の好みだけで食べて
いるとさらに胃腸の具合が悪くなってしまいます。

やがて、胃腸の不具合を筋肉がカバーしきれなくなると、ちょっとした行動でも筋肉が耐
えきれなくなって、腰の筋肉に痙攣が起きたような状態になると、いわゆる「ぎっくり腰」
という症状になるのです。そして、そのような状態によるぎっくり腰は、ヘルニアなどの
骨の病気によるものよりもはるかに多く発生しているということなのです。

ぎっくり腰が発症してから1週間程度で症状が回復してくるようなら、筋肉の炎症による
場合が多いとされています。しかし、長期にわたって痛みが強いようなときは別の原因も
考えられますので、病院で診断を受けるようにしましょう。

2.腰痛の予防方法

筋肉の炎症による腰痛が頻繁に起きる場合は、まずは「胃腸」の具合に注意してみましょ
う。一般的に、体の疲労回復には「甘いもの」や「脂っこいもの」が効果的というような
話があり、ある意味それも間違いというものでもありませんが、逆に考えれば、甘いもの
や脂っこいものが欲しいと感じるときは、体が疲れている状態であるということでもあり
ます。つまり、自分の体を酷使している状態にあるということです。

そのような状況で、甘いものや脂っこいものを欲するままに食べると、胃腸の具合が悪く
なり、酷使されて弱っている筋肉が、胃腸を守るために、さらに頑張らなければならなく
なります。腰の筋肉も腹の筋肉も限界に近い状態で頑張っているようなときに、急な動作
や慣れない動きをすると筋肉がダウンしてしまいます。これがぎっくり腰です。

もちろん、食べ物だけではなく、ストレスなどによる胃の健康状態の悪化も同じです。時
間がある人はウォーキングなどの軽い運動をすることで、筋肉やストレスの回復に役立ち
ますので、少しずつでも挑戦してみて下さい。また、胃腸(内臓)の具合が悪いときは、
胃に負担の少ない食べ物中心で様子を見ることも必要です。食後にちょっと胃の具合が悪
いと感じたら胃薬などを飲むというのも1つの方法です。私は昔から、生薬中心で穏やか
な胃薬として「シロンS」が良いと思っています。漢方薬的な成分で構成されていますが
効き目はかなりなもので、安心感もあり、古き良き時代の日本の薬という感じでお気に入
りの1つです。

ぎっくり腰と言えば、ある日、突然やってくるものというイメージですが、実は、日常生
活のなかで背中や腹の筋肉を緊張させ続けることで、少しずつ危険な状態になって行った
結果で起こるものなのです。ぎっくり腰を繰り返している人は、肉体的・精神的な疲れと
ともに胃腸の健康状態にも気をつけることで、かなりの予防効果が期待できるはずです。





 

 

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