内向的な性格の人に猫背が多い理由と姿勢を矯正する方法

内向的な性格の人に猫背が多い理由と姿勢を矯正する方法

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1.猫背とはどういう状態か

猫背という言葉はほとんどの人が知っていて、背中が内側に丸く反っている状態というイ
メージだろうと思います。医学的には「上位交差症候群」と言います。生まれながらにし
てそのような姿勢(遺伝的)の人もいますが、多くの場合は後天的に姿勢が変化してその
ようになっていると言われています。つまり、年齢やスポーツ習慣、ケガ、手術、生活習
慣などによって変化してきた結果の姿勢であることが多いということになります。

特に近年は、デスクワークでのパソコンやスマホ使用の増加に加えて、乗り物の普及で運
動不足により、姿勢を保持する筋力が衰えていることも猫背の原因と言われています。そ
して、意外に思われるかも知れませんが、性格も猫背に関係しているというのです。内向
的で、ストレスをためやすい、自分に自信がもてない、コミュニケーションが苦手といっ
た人は、自然と背中が丸くなってしまうことが多いと言われています。

逆に、猫背でうつむく姿勢が多くなると、脳は「憂鬱な状態」と判断し、ネガティブな気
持ちになって落ち込んでしまうこともあると言われています。

猫背というと、肩が丸くなっている姿勢を想像する人が多いですが、筋肉に負担がかかる
場所によって複数の種類があります。背中が丸くなる典型的な猫背は「背中猫背」と言い
ます。他にも、腰骨が曲がる「腰猫背」、身体より首が前に出る(カメ首)「顎猫背」な
どがあります。また女性に多い、お腹が出ているように見える状態も腰まわりの筋力が低
下したために起こる(反り腰)猫背の一種です。

2.猫背を解消する方法とは

猫背と言えば「猫背矯正ベルト」が有名ですが、これは装着するだけで姿勢が正しくなる
という説明がされていることが多いのですが、いきなりそのような効果が期待できるよう
なタイプのものを使うと、正直なところ、仕事も日常生活もかなり厳しい思いをすること
になります。なので、猫背矯正ベルトを使うなら「補正力が弱く姿勢を意識する」程度の
ものから始めることをおすすめします。

それより、猫背は筋力が低下して背筋の伸びた状態に耐えられなくなった状態ですので、
まずは「ストレッチや筋トレ」などで筋力を強化すること、「生活習慣」を改善して悪い
姿勢を正すことを目指すべきです。ただし、これらで治せる猫背は後天的な場合のみです。


ストレッチや筋トレの方法はいろいろありますが、猫背の改善には、ある程度の期間を要
することを念頭に、継続できることを優先させるようにしましょう。特に猫背の改善には
「胸椎の可動性(伸展)の改善」が大切ですので、大胸筋の柔軟性を改善するための運動
(胸椎伸展運動・大胸筋ストレッチ)などを組み込むようにしながら全身の筋力強化をめ
ざしましょう。私はバックストレッチャーという道具を使っていますが、これはかなりお
すすめです。昼間は腕をV字型に上げたり、下に下げたりしながら胸を開く運動をし、仕
上げに、寝る前にこのストレッチャーで10分程度伸ばしています。

猫背は見た目が悪いだけではなく、首・肩・骨盤などに負担がかかるため、頭痛や肩こり、
腰痛など、さまざまな症状を引き起こす原因になりますし、高齢者の場合は認知症リスク
も高くなると言われていますので、猫背について意識し始めたときが吉日と考え、早めの
ケアを心がけましょう。





 

 

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