坐骨・肋間・三叉神経痛の痛む場所と再発予防のセルフケア

坐骨・肋間・三叉神経痛の痛む場所と再発予防のセルフケア

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1.神経痛で痛む場所と名称

神経痛という言葉があまりにもよく知られていて、それを病名と思っている人も多いよう
ですが、実は病名ではなく症状を表す言葉なのです。つまり、神経痛を引き起こす原因に
なる病気が他にあるということです。

神経痛は、痛みが起こる場所によって名前がつけられていて、その主なものは坐骨神経痛、
肋間神経痛、三叉神経痛です。

             

坐骨神経痛とは、お尻から太もも、ふくらはぎにかけて、体の後ろ側に痛みが走る症状で、
普通は右か左のどちらか一方にだけ痛みがでます。体を動かすと、強い電気ショックのよ
うな痛みが走ります。原因の多くは腰椎椎間板ヘルニアですが、変形性腰椎症や腰部脊柱
管狭窄症(中高年に多い)が原因になることもあります。

肋間神経痛は、背中から胸にかけて、左右のどちらかに痛みがでます。大きな声をだした
り、大きく息をしたときなど、肋骨が動くことで、突然強い痛みが走る症状です。原因は
体の歪み、骨折、内臓疾患、ウイルス感染などさまざまです。

三叉神経痛は、左右どちらかの目の周り、額、頬などにチクチクとした刺すような痛みが
でる症状ですが、突然激痛が走ることもあります。原因は不明ですが、顔面の感覚(熱い・
冷たい・痛いなど)を脳に伝達する三叉神経が周囲の血管の膨張などによって圧迫された
り刺激されることで、痛みが起こると考えられています。

このように、何とか原因が特定できるのは坐骨神経痛ぐらいで、あとは、冷えや疲労、ス
トレス、動脈硬化、自律神経など、正直なところ、分かりにくいことが多いのが神経痛な
のです。逆に考えれば、坐骨神経痛なら腰椎椎間板ヘルニア、と特定できる方が治療は簡
単で、臓器疾患が絡む肋間神経痛や脳疾患とよく似た症状がある三叉神経痛は、痛みが繰
り返し現れたり、なかなか治まらない場合は、早急に専門医の診断を受けなければならな
いこともありますので注意しなければなりません。

2.神経痛の対処と予防方法

神経痛は、動いたり、重い物を持ったりすると症状が悪化しますので、状況が許せば、で
きるだけ安静にしていることです。坐骨神経の痛みが激しいときは、腰に負担がかからな
いような姿勢で横になりましょう。肋間神経痛の痛みが激しいときは、上半身を90度に
起こし、布団やクッションなどに寄りかかるようにして痛みが和らぐのを待ちましょう。

神経痛はいったん回復しても、原因疾患が改善されなければ繰り返し再発すると言われて
います。原因疾患とは何かと問われると、これもハッキリしているのは坐骨神経痛くらい
で、あとは基本的な生活習慣の改善が中心の健康生活ということになります。

まず、坐骨神経痛の原因の大半を占める腰椎椎間板ヘルニアを予防するには、腰痛になら
ないような生活をすることと、運動やストレッチなどで筋力をつけることです。

               

また、神経痛予防で共通しているのは、猫背や不自然な姿勢、運動不足、睡眠不足などの
生活習慣です。日頃から乱れた生活習慣を続けていると、気圧や気温が大きく変化する気
候の変わり目などに神経痛という形で現れてきます。

気圧の変化で体にかかる圧力が一定しないときには、血管も膨張・収縮を繰り返して対応
しようとします。つまり、神経に刺激を与えやすくなるのです。また、気圧の変化は自律
神経のバランスの乱れの原因にもなり、神経痛を誘発することにつながります。特に、気
温や気圧の適応能力が低下する高齢者に起こりやすくなります。

加齢によるところは、ある程度は仕方ない部分でもありますが、それでも高齢者の神経痛
のセルフケアとして重宝されているものに漢方薬があります。定期的に神経痛に悩んでい
るような人は、一度試してみても良いのかなと思います。


 

 

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