頚椎捻挫(むち打ち症)の症状と対処の仕方、その後の注意

頚椎捻挫(むち打ち症)の症状と対処の仕方、その後の注意

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.頚椎捻挫と症状

車に乗っているときに後方から追突されるような事故の衝撃で、首の関節や周辺の組織を
損傷してしまったときに出る症状のことを「むち打ち症」と呼んでいます。正式には「頚
椎捻挫」と言います。もちろん交通事故以外にも、ラグビーやアメリカンフットボールな
ど激しく接触するスポーツ時などでも首の捻挫は起きやすく、発生率は低いものの、日常
生活での転倒や不意を突く力が加わったようなときにも起こります。

頚椎捻挫は、首が正常な角度を越えて瞬間的に異常な動きをすることで起こるのですが、
頚椎には全身の運動や感覚をつかさどる神経が通っているため、ここに強い負担がかかる
と、痛み以外にも全身にさまざまな症状が引き起こされる心配があります。

さらに、その症状も受傷直後よりも数時間から後日に現れることが多いため、そのまま放
置されてしまうこともよくありますが、後々のことを考えれば必ず検査は受けておく必要
があります。

症状としては、首周りの痛みや頭痛、めまい、耳鳴り、手のしびれ、吐き気などが多いよ
うですが、自律神経の乱れによるさまざまな症状も出ることがありますし、症状が長期化
して麻痺やめまいなどの後遺症に何年も苦しむようなケースもあります。

交通事故などによる頚椎捻挫の場合は、普通は病院で検査を受けることが多いですが、い
つも行うスポーツなどで予期せぬ接触などによる頚椎捻挫は、多少の痛みがある程度で放
置されやすいようです。しかし、このような場合にも高確率で頚椎捻挫を起こしていると
言われていますので、数日間は注意して経過を見る必要があります。

2.頚椎捻挫の治療

頚椎捻挫の自覚症状が現れ始めるのは2~3日後と言われていて、この時期には身体の安
静を保つようにすることです。首への装具や痛み止めなどが処方されることが多いです。

2~3週間経過すると、首に痛みが出ない範囲で可動域を増やすリハビリやストレッチな
どが開始されます。首の緊張を緩和させ血流を改善することを目標にした治療です。

1~2か月経過後は、それぞれの症状に合わせた治療が行われますが、基本的には安静治
療中に落ちた筋力の回復のための運動やリハビリになります。

平均的な治療期間は2~3か月とされていますが、半年以上通院が必要な人もいますし、
後遺症が残った場合は定期的な治療が必要な場合もあります。

ただ、ハッキリとした治療目的がある場合は別として、むち打ち症の延長線上にある頭痛
や肩こり、首の痛みなどの長期の治療は、いつまでも症状が変わらなければある程度の時
期をもって別の方法も考えてみる必要があるかも知れません。

よく似た症状で、朝、起きたときに後頭部から肩にかけて強い痛みがあり、頸部の可動制
限が起こることがあります。一般的には「寝違え」と呼ばれていますが、普通は数時間か
ら数日で改善されます。この場合は特に異常が認められないことが多いので、様子見で問
題ありませんが、痛みが強かったり、長期化するような場合は整形外科を受診して下さい。

私も以前はときどき「寝違え」で苦しみましたが、首マッサージャーを使い始めてからは
ほとんど起きなくなりました。興味があれば試してみて下さい。




 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク