40代は膝の黄色信号!痛みの原因は関節の変形かも

40代は膝の黄色信号!痛みの原因は関節の変形かも

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   膝関節の異常とは   

膝関節が痛むのは高齢者になってからと考えている人が多いようですが、実は最近は中年
以降に「40膝」とか「50膝」という新しい言葉もあるのだそうです。

実際に膝の痛みを感じ始める年齢も、40代が約25%、50代が約30%と言われてい
ますので、40膝・50膝というのも頷けるところです。

しかし、まだ働き盛りと言われる40~50代で、どうして膝が痛みだすのか気になりま
すよね。まぁ、簡単に言うと「膝関節の老化」ということになる訳ですが、医学的に言う
と「変形性膝関節症」になります。

これは、膝が痛む病気では最も多く、自覚症状がある患者さんだけでも1000万人と言
われていますが、現状では膝の痛みを感じていなくても、検査をしてみるとその兆候があ
る人は2500万人とも言われていますので、高齢者(50歳以上)で女性に限定すると、
かなりの人がやがては膝の痛みを感じることになります。

なぜ女性に多いのかハッキリした理由はまだ分かっていませんが、筋力や運動量が男性よ
り少なく、体重が増えやすいことなどが関節の負担を大きくしていると考えられています。

とは言っても、もちろん男性にも変形性膝関節症は起こりますので、膝に異常を感じたら
同じように注意する必要があります。

           

そこで、変形性膝関節症はどうして起こるのかということですが、関節は軟骨が存在する
ことでスムーズに動くことができます。しかし、その軟骨が減ってくると関節の動きが悪
くなり、それにともなう痛みなどの症状が出てくることになります。その原因として考え
られるものに、加齢や肥満、O脚、怪我などがあるのです。

なかでも、加齢により軟骨細胞を作る働きが衰えることが大きい原因と言われています。
つまり、骨(軟骨を含む)も、古い骨を壊して新しい骨を作る新陳代謝が行われています
が、軟骨細胞を作る働きが衰えてくると、そのバランスが崩れ壊す方が多くなってしまう
と軟骨が徐々に減るという状態になってしまうのです。

しかし、同じ膝関節でも「外側」が減る場合は、怪我や病気などの二次性要因であることが
多く、「内側」が減る場合は、加齢や肥満、O脚などの一次性要因であることが多いのです。

   膝関節の改善方法   

膝関節にかかる体重負荷は、内側7対外側3と言われていますので、普通に生活している
人が、加齢や肥満、O脚などの要因で変形性膝関節症になると、関節の内側が痛みます。

しかし、変形性膝関節症はいきなり膝に激痛が走るということではなく、最初の頃は「膝
が強張る」といった膝に違和感が現れます。やがて、立ち上がったり、階段の上り下り等
で「痛みを感じる」ようになりますが、だんだん「炎症が起き腫れて痛む」といった状態
になります。

どの段階で対策をすべきかは誰にでもわかると思いますが、実際は炎症が起きるようにな
ってはじめて何とかしなければと考える人が大半なんですね。

膝対策開始の最も良いのは「膝に違和感」を覚えたときですが、変形性膝関節症の初期は
「膝を動かし始めるときに痛みを感じる」、中期は「歩行時の痛み、膝の腫れ、膝を曲げ
にくいなどの症状」、末期は「何もしなくても膝が痛む状態」というのが目安です。

末期になれば、もうセルフケアではどうすることも出来ませんが、膝に違和感や初期・中
期などの比較的軽い状態なら、まだ自分で努力すればある程度の回復も期待できます。

             

それには、まずは体重を減らして膝の負担を軽減しましょう。同時にO脚など歩く姿勢に
問題がある場合は修正します。難しいかも知れませんが、姿勢を正す器具もありますので
活用しましょう。そして、ゆっくりとした膝の曲げ伸ばしを主体にしたストレッチを取り
入れます。これだけでも、最低限「寝たきり」になるリスクはかなり減ります。

ときどき、運動と言えば筋トレやランニング、ウオーキングがベストと考える人もいます
が、ハードな運動は膝軟骨を余計に消耗させてしまいますのでおすすめできません。

そして、変形性膝関節症の進行を食い止めるためには、プロテオグリカンなどの軟骨成分
を積極的に摂取することです。軟骨は血流の乏しい組織なので、栄養の行き届きにくいこ
とも新陳代謝が遅れ、軟骨の再生を難しくしているようなところがあります。

このように見ていくと、特に難しいことでもありませんので、本人の意思があれば膝関節
の機能は生涯現役を通すことも可能ですので、膝に違和感を感じたそのときから、ぜひ実
践してみて下さい。



 

 

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