膝関節痛の改善・予防に効果的な対策は正しく歩くこと?

膝関節痛の改善・予防に効果的な対策は正しく歩くこと?

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膝関節の痛みとは

特別に何歳というものでもありませんが、中高年の悩みの1つに「膝の痛み」があります。
そして、そのほとんどは「変形性膝関節症」と呼ばれる病気で、その特徴は長い期間かけ
て少しずつ進行していくことにあります。

つまり、加齢や筋肉量が低下することで関節の軟骨がすり減って、骨と骨がぶつかること
で炎症が起きて痛みが生じるというふうに、時間をかけて少しずつ症状が悪化していきま
すので、痛みを感じる時には、すでにかなり症状が重くなっている状態ということになり
ます。そして、一度すり減ってしまった軟骨が元通りに戻ることはありませんので、でき
るだけ早い段階で気付いて症状の進行を止めることが大切です。

変形性膝関節症の初期の段階では、起き上がったり、歩き出そうとしたようなときに「何
となく膝が重いとか鈍い痛みを感じる」といったような自覚症状があります。しかし、し
ばらくすると自然に気にならなくなるため、この段階で気付く人は少ないようです。

              

ところが、症状がもう少し進行すると、階段の昇り降りや正座したときなどに痛みを感じ
るようになり、その痛みもだんだん消えにくくなってきます。すると、しゃがんだり、階
段の上り下りなどの動作も困難になり、膝が腫れたり熱をもったり、水がたまったりと
からでも膝の変形が確認できる
ようになります。症状で言えば、このころが変形性膝関節
症の中期
という段階になります。

やがて、関節の軟骨がほとんどなくなってしまって、骨同士がぶつかり合うようになると、
普通の「座る」「歩く」「しゃがむ」といった動作にも支障をきたすようになります。

中期以降の症状では、膝に違和感というものではなく、ハッキリと異常を感じる段階です
ので、もう疑うというレベルではなく、できればその少し前の段階で気付き、適切に対処
できれば、それ以上の悪化を食い止めることも十分可能なのです。

関節痛を改善する方法

関節痛の原因が、加齢と筋肉量の低下じゃどうすることもできないのではないかと思われ
る人も多いかも知れませんが、実は原因はそれだけではありません。

もし、加齢で軟骨がすり減るなら、左右両方の足が同時に痛むはずですが、膝関節痛を訴
える人の多くは片足で、その痛む足をかばっているうちに他の足も痛くなるというパター
ンが多いのです。

つまり、人間には利き足というものが必ずあって、何かをするときには必ず片方に体重を
かけています。それはただ立っているだけでも、どちらかの足に体重をかけているのです。
そして、そのようなことが長年にわたり繰り返された結果、片方の足の軟骨がすり減ると
いうことになってしまうのです。

           

なので対策としては、加齢により減少する軟骨成分の補填、運動による筋力の強化です。
膝関節痛改善のために最適な運動はウオーキングですが、膝の痛みを引き起こすような歩
き方では更に悪化させてしまうことになりますので、正しい歩き方を身に着ける必要があ
ります。長年の癖を修正するのはかなり難しいので、正しい歩行をするための道具を使う
のがおすすめです。

膝が痛いのに歩きたくないというのが本音だろうと思いますが、変形性膝関節症の対策に
正しい姿勢での運動(ウオーキング)は、運動療法の1つとして推奨されていますので、
起き上がれないような重症でなければ、少しずつでもウオーキングをとり入れてみて下さ
い。まずは1日30分、週3回から始めて、自信がつけば少しずつ増やしていきましょう。

大山式スポーツ

 

 

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